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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第32章 再会
「夫が回復することは嬉しいけど、こんな方法は嫌。それに、夫が承知する訳がないわ。あなたやその先輩が夫にそんな話をした時点で、起死回生になるどころか、突っぱねられて、完全に終わるわよ」

と、実雅子は根拠はないけど、そう話すしかなかった。内心では、夫が承知してしまうかもしれないという危惧を抱いてはいたが。

「だから、もう終わっているだよ。起死回生って、そういう意味だろ。旦那に、あんたの代わりに俺が実雅子とSEXするって提案するだ。旦那が怒っても何も変わらない。承知してくれたら俺はお前を抱ける。そして、お前が決めればいい。旦那と俺、どっちがいいか。旦那とのSEX以上に感じさせて、イカせてやるよ。絶対に」

と、力強く話す佐川。その言葉を聞いて、首を左右に振る実雅子。

「絶対に満足させてやる。旦那には負けない。俺は、20年、ずっとお前のことだけを考えて生きていたんだ。想いの強さでは、お前の旦那には負けない自信がある」

と、言って実雅子を見据えた佐川。

     この顔。自信満々の顔。
     そう、〇中学校の受験に
     失敗するまで、
     いつも絶やさず見せていた顔。
     というより、この顔しか
     わたしは知らなかった。
     そう。
     ここで会った最初の違和感。
     それは自信の無さ。
     それが、今の話で回復した。

「自信満々ね」

と、実雅子が佐川に言った。

「そうかもしれないな。久しぶりだよ。やはり、お前は俺の女神様さ。お前を見ていると自信が湧いてくる。小学校のときもそうだった。お前と同じクラスになって学校に真面目に通うようになった。一年、二年のころは、ほとんど学校に通わず、不登校気味だったからな」

と、苦笑いする佐川。

     え?だからなのね。
     わたしが
     一年生、二年生の頃の
     彼を覚えていないのは。

子供時代に疑問だったことが25年ほどの時間を経て、初めてその答えを知ることができた実雅子。

「あのくだらない授業。あのクソみたいな教師、そして、クソみたいなクラスメート。それでも、三年生からは休まずに学校に行くようになった。親も先生も驚いていたけど、まさか、クラスメートの女子に会うために通っていたなんて、誰も知らないだろうな」

と、実雅子に微笑む佐川。
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