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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第30章 ホスト社員
「佐川翔太。32歳。○○ハウスの営業です」

と、自己紹介した佐川。そこで口調が変わった佐川。

「二十歳のときに歌舞伎町で、熟女のマン汁を産湯に遣いホスト稼業に身を移し、名を四鬼魔-翔と発し、故郷なつかしさに舞い戻り港町神戸に住まいしておりやしたところ、こちらの篠崎の旦那に見出され・・・」

と、まるで口上か仁義を切るように話し始めた佐川。

「・・・以後面体お見知りおきのうえ、万端、宜しくお引き回しのほど、お頼み申します」

と、最後を締め括り話し終えた。

「実雅子さんとは知り合いだということだが?」

と、重村定勝が聞くと、軽く笑い、

「知り合い?将来を誓った間柄でした。小学六年生のクリスマスイブに、『大人になったら結婚しよう』と、俺がプロポーズしたら、アイツは頷いてくれました」

と、佐川が思い出すように視線を上げて、話した。

「でも、そうはならなかった」

重村定勝がそう言って佐川を見た。

「それは、俺が悪いんです。アイツは○○女学院中学、俺は〇中学を受験しました。同じ西宮。お互いに合格したら、西宮ガーデンズでデートするって言っていたのに、俺が不合格で、落ち止めの大阪○○学院中学に行くことになって」

と、当時を思い出したのか、悔しそうな顔をした佐川。

「しかし、大阪○○学院中学だって大阪の最難関。恥ずかしいことはないし、家の近くならデートもできただろ」

と、聞く重村定勝。

「ダメですよ。○○女学院中学は、私服です。〇中学も私服。でも、大阪○○学院中学には制服があるんですよ。制服を着てデートできませんからね」

と、笑った佐川。制服という言葉に反応したのはサラン。

    もしかして、
    今日、実雅子が
    中高生の制服を見て
    感慨に耽っていたのは
    このことと関係がある?

そんなサランの心の内を置き去りに、佐川は話を続けた。

「それに悪いのは俺なんですよ。塾の合格祝賀会、無断欠席したのは俺ですから。第一志望に落ちてバツが悪かったんですよ。後で聞いたら、アイツが俺が来なかったことを悲しんでいたそうで。第一志望に落ちた碌でもない俺をアイツは待ってくれていたのに、バツが悪いというだけで、俺は逃げ出したんですから」

と、苦笑いした。
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