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第25章 女子会招集

「沙織ちゃんは納得いかない感じ？もし、沙織ちゃんが、彼氏がいるのに、エッチなしだったらどう思う？」

と、聞く聖麗那。

「それは、わたしのことが好きじゃなくなったって思うわ」

と、話す沙織。経験があるのかもしれないと、聖麗那もサランも思った。

「でしょ。今の実雅子さんって、この状態よ。結婚しているのに、エッチなしなのだから」

と、聖麗那が話すと、あっ！とわかったという表情になった沙織。

「そういうことなのね。それは、悲惨かも」

と、ケラケラと笑った。

「だから、実雅子さんって、承認欲求を満たしたくて、露出みたいなことを？」

と、聞いたのは志帆。

「そういうこと。可哀そうだと思わない。旦那に認めてもらえないから、そんなことをしてでも認められたいって」

と、嘲笑ったのはサラン。

「で、お父さんたちの視線で承認欲求を満たしていたということ？」

と、嘲笑ったのは、紹子。

「そう。今日なんか、充実していたと思うわよ。あれだけ、視線を集められたのだから」

と、笑ったサラン。

「サランさんは、実雅子さんのために、皆を集めて、承認欲求を満たしてあげているの？」

と、聞いたのは、奏楽。

「そうなの。親友だからね」

と、笑うサラン。

　　　　承認欲求を満たした、
　　　　その先にあるのが、
　　　　幸せだとは限らないけど

「ただ、あれで十分なのかって思うの。だって、見られて承認欲求を満たしても、性的欲求が満たされるわけじゃないからね。聖麗那さんも言っているみたいに、SEXしてナンボじゃない？」

と、聖麗那の方を見るサラン。

「そうね。でも、旦那さんは無理なんでしょ？」

と、聞く聖麗那。

「生産性のないことはしないタイプらしいから」

と、笑ったサラン。

「生産性？そこにいる？快楽の生産じゃダメなわけ？」

と、首を傾げて笑う聖麗那。

「SEXの価値と効用がわかっていないのね」

と、嘲笑う聖子。

「今どきの男性はそういう感じなのかしら？」

と、笑う早苗。

「そういうタイプもいるということですよ。うちの旦那なんか、嬉々としてしますから」

と、笑うサラン。

「そうね。うちもそうだわ。ま、稼ぎも悪いの風俗なんて行かれたらたまらないし、わたしも欲求があるからOKだけど」

と、笑う紹子。