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なりすました姦辱
第2章 制裁されたシングルマザー


「尿道に残ってるのも、全部吸い出せ」

 そう命じると、汐里は従順に頬を窄めた。射出直後の男の敏感な場所は心得ているようで、ゆるゆると頭を動かし、絶妙なタッチで舌を撫でさせてくる。

 保彦は、心の中で嘆息をした。

 二日ぶりに会った汐里は、すっかりタメ口に戻ってしまっていて、土橋の部屋にやってきた直後の咬みついてきそうな気性を取り戻したかと期待した。資金不足の心配は当面なくなったが、この女をもう一度辱め、反抗の末に屈服させてやれば、愛梨の無返信と自宅前での無駄足の憤懣も幾らかは解消してくれるのではないかと、来訪の目的である情報収集を脇に置いて、強制口淫に走ったのだった。

 だが、跪座させてからの汐里の抵抗らしい抵抗といえば、「やめて」だけだった。御自慢の美貌を牡の肉槌に叩いてやっても、顰めはするものの素直に顎を上げ続け、たった二日でこんなに溜まるのかと持ち主のほうがドン引きしていた恥垢すら、一度の嘔吐で克服したあとは、淀みのない口淫で土橋を畢竟まで導いた。

 むろん、射精時に性悦はあった。

 けれどもゴミ部屋の中での肉交で連発した射精、とりわけ、汚棒に穢される恐怖で凝った汐里の肉門をくぐってすぐにもたらされた一発目、尿道を怒涛が通り、捥げ落ちてしまいそうだった快美と比べれば、遠く及ばないものだった。

 事実、汐里が亀頭を吐き出すと、軟化を始めた根元と突端の自重のせいで肉棒は頭を下げた。その様子に、汐里は一瞬睫毛を上げて白目を広くしたものの、何か言いたげな言葉を、唾で希釈した口内の名残とともに呑み込んだ。

 そしてじっと、次の土橋の挙動を待っている。

「……行かないのか。長いこと席を外してると、怪しまれるんだろ?」

 保彦は立ち上がり、意欲を喪失した土橋の形代をスラックスの中へと仕舞った。

「あ……、うん……いえ、はい」

 明らかに、汐里は精飲を超える陵辱を待っていたようだが、仕事があると自分で言った手前、まさか会社で願い出るわけにもいかず、スカートを払いつつ腰を上げ、膝を折り直して落としていた手帳とタブレットを拾った。
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