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なりすました姦辱
第1章 脅迫されたOL
 大量の熱瀉を新たに浴びて誘発される、説明しがたく、決して受け入れてはならないと震撼される不吉な源泉に、どうにかして蓋をしなければならなかった。

「はあ……、ほら、まだだよ……どんどん、いくよ……」

 土橋が、そう告げてくる。
 
「あ……、も、もう……、やめ、て……」

 休まず四回目。きっと五回目もある。
 永遠に続くのかも知れないと思うと、早速に決意を揺るがされる。

「い、いいよ、いいんだよ、広瀬さんも、気持ちよく……なっても」
「んっ……あ……、そ、そんなわけ、な、い……」
「なく、は……ない、でしょ。……ううっ、あっ、ほらまた出そ……いくっ」

 否んだそばから、熱湯のような汁液で胎の中を満たされる。

 明らかに、土橋は早漏である。
 詰ってやってもいいくらい、軽々しく欲汁を噴射させてくる。

 だが、一向に萎える気配がなかった。
 また当たり前のように、次が始まった。

 その後も衰えることなく続けられるのであれば、早いことを罵ったところで、何の口撃にもならない。

「ああ……生チ×ポ、すっごい気持ちいいよ……、広瀬さんだって、生マ×コ、気持ちよくなってきちゃうでしょ?」

 卑猥な語用で、図星を突いてくる。
 避妊を指摘する暇もなく、姦されたのである。そもそも、この部屋にコンドームが存在したのかすらあやしい。

 だが──

「ほら、もっともっと、広瀬さんのオ××コで、お掃除して」
「え……?」
「いっぱい絞めつけて、ズボズボさせて……、俺のオチ×ポ、キレイにしてね」

 その言葉を聞き、汐里は恍然と奮闘していた瞼を瞠いた。

「うあぁっ……!!」

 ひとりでに足裏が踏みしめられ、ヒップがマットレスから離れた。

 避妊なく挿入し、種汁を注ぎ込んできていることは、あの傘の下の穢物が、身の内に直接塗りつけられているということに他ならならかった。この事実を改めて知らしめられたとき、汐里の堪忍はこと切れた。

 磨き続けてきた身体が、少なからずの自負を抱いてきた己が肉体が、穢された。もはや取り返しがつかない。あらゆる抵抗はもう、無駄なのだ──

 なのに、諦念が自棄へと発展しそうなものを、汐里の脳野が堅忍を怠り始めるや、土橋が動くに合わせ、腰が艶めかしく波打った。牝器は汚辱の主のなすがままどころか、すすんで媚肉を託してしまっている。
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