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なりすました姦辱
第3章 報復されたハーフモデル
 唐突に、土橋が幹を握りしめ、一往復扱いてみせたから、

「ま、待って! まだ、まっ、待って……!」

 ダッシュしようとして、脚がもつれてタイル床に膝をついた。自分でショーツとショートパンツを下げていたことすら、忘れていた。立ち上がる手間も煩わしく、四つん這いで土橋の足元まで進み、背と首を反らして亀頭の前に顔を差し出す。

「かお、かおかお……顔に、してよ。ね、かおっ……、か……んあぉっ!!」
 牝器は自分で弄ろうとして手を差し向ける前に、重い一撃が汗ばんだ鼻梁を叩き、間髪入れず、顔面を白弾に連続で撃たれ始めた。「う、すごっ……んぶっ……! あ、イク……、ムリ、イクってこんなの……、あっ、ほんとにイク、……イグッ!!」

 真璃沙は獣の姿勢のまま、触ることなく後ろへ突き出した小尻を激しくわななかせ、待ちに待った絶頂に浸った。

「アー……、……アー……」

 すべてかぶり終え、呆けた声で時おり痙攣しながら、ぼたぼたと顎先から落ちてくる泥流を掬っては、タンクトップを捲り上げたバストに塗り込んでいると、

「……今日のことは、愛梨から何を訊かれても、お前は何も答えるな」

 熱く蒸せ返る湿気の中で、土橋の声が聞こえてきた。

「え……? んっく……」
「愛梨から連絡が来たときは勝手に答えるな。すべて俺に教えろ」
「な……、なん、で……?」

 すると土橋が、射精と同じように、再び噴射口を真璃沙へ向けた。

「風呂だから、いいよな」
「ん……、え?」
「出すぞ」
「ま……、え……ほん、と……?」
「早くしろ。どうするんだ?」
「……あっ、だめだめ、ねぇ、待ってっ」

 まだ絶頂の高揚が殆ど凪いでいない真璃沙だったが、繰り返し舌足らずに引き止めつつ、動悸で波打つ体のバランスをレッスンの時以上のひたむきさで取り、膝立ちになって背すじを反らすと、体の正面を土橋に差し出した。

「ほら、して……、よ、よごしてっ!」
「だからいいな。愛梨には勝手に答えるな。わかったなっ、このバカギャルがっ!!」
「やんっ、わか、わかってる……バカでもアタシ、わか、わかってるもんっ!!」

 半泣きで叫びをシャワールームに響かせると、まずは膝間のタイルを、一回だけ黄色い雫が叩いた。短い間を置いたのち、臍に集中的に水流が当たり始め、やがて勢いを増すごとに、鎖骨にまで遡ってきた。
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