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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第48章 友也と美少女たち

「……」
しかし美月さんは廊下から居間の中を見つめていた。
「み、美月さん……?」
(もしや……)
彼女の雰囲気から幽霊でも見えるんじゃないかと勘ぐってしまう。
「……」
「み、美月さん?どうしたの?」
「……」
何か言っているが聞こえない。
「え?」
近づいて低身長の美月さんに合わせて屈んで耳を傾ける。
「……畳。」
やっと聞き取る事ができた。
「え?畳?」
居間に敷かれた畳を見てそう呟く美月さん。更に耳を傾ける。
「畳がどうかした?」
「うちにはない。」
「え?」
(珍しいのかな?)
「入ってもいい?」
「あ、うん。いいけど」
美月さんを居間に通す。
「……」
すると美月さんは畳にちょこんと正座した。
「……なんかすごく似合うね。」
「え?」
パッツンと切りそろえられた漆黒のおかっぱ頭の彼女がやたら和室にマッチしていた。
キョロキョロする美月さん。顔をよく見れば相当な和風美少女だった。真っ白な肌は梨果さんをも凌駕するほどだ。
(ほぇー、座敷わらしみたいだ。)
そんなことを考えて少しにやけてしまった。
「何がおかしいの?」
「いや、座敷わ……」
……おっと危ない。褒め言葉のつもりだけど年頃の女子中学生に座敷わらしなんて言ったらきっと逆効果だ。
「座敷わ??」
「い、いや、座敷はいいよねー……と。」
誤魔化した。
「うん、気に入った。」
「お茶飲む?」
「なんで?」
「嫌い?」
「嫌いじゃないけど。」
しかし美月さんは廊下から居間の中を見つめていた。
「み、美月さん……?」
(もしや……)
彼女の雰囲気から幽霊でも見えるんじゃないかと勘ぐってしまう。
「……」
「み、美月さん?どうしたの?」
「……」
何か言っているが聞こえない。
「え?」
近づいて低身長の美月さんに合わせて屈んで耳を傾ける。
「……畳。」
やっと聞き取る事ができた。
「え?畳?」
居間に敷かれた畳を見てそう呟く美月さん。更に耳を傾ける。
「畳がどうかした?」
「うちにはない。」
「え?」
(珍しいのかな?)
「入ってもいい?」
「あ、うん。いいけど」
美月さんを居間に通す。
「……」
すると美月さんは畳にちょこんと正座した。
「……なんかすごく似合うね。」
「え?」
パッツンと切りそろえられた漆黒のおかっぱ頭の彼女がやたら和室にマッチしていた。
キョロキョロする美月さん。顔をよく見れば相当な和風美少女だった。真っ白な肌は梨果さんをも凌駕するほどだ。
(ほぇー、座敷わらしみたいだ。)
そんなことを考えて少しにやけてしまった。
「何がおかしいの?」
「いや、座敷わ……」
……おっと危ない。褒め言葉のつもりだけど年頃の女子中学生に座敷わらしなんて言ったらきっと逆効果だ。
「座敷わ??」
「い、いや、座敷はいいよねー……と。」
誤魔化した。
「うん、気に入った。」
「お茶飲む?」
「なんで?」
「嫌い?」
「嫌いじゃないけど。」

