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わたしの日常
第15章 S川さんたちと再会した日のこと【義父目線】(2)
 不意に衝立の向こうから悦子の声がした。喜悦の声とも苦悶の声とも違う異様な声だった。声というよりも無機質な音のようだった。こちらと同様に事は一段落しているものと思っていたから、私は思わず腰を浮かせ。二人の様子を覗き込んだ。

 悦子は私に突かれて喜悦の声を上げるときは目を閉じていた。今の悦子は、目を閉じてこそいなかったが、視線は中空をさまよっているばかりのようだった。そして口は半開きで、唇からは涎が何本も糸を引いて布団に垂れ落ちているのが目を引いた。

 汗も顔全面に浮かべて、そして玉となって顎へと伝っていた。伝っているのは涙でもあったのかもしれない。これまで、悦子が絶頂を迎えるときの貌は何度も観てはいたが、一言で言えば見たこともない貌、絶頂のさらに向こうに導かれたかのような貌をしていた。

 S川さんは膝立ちで後ろから悦子の腰を抱えていた。特に動きを加えている様子はない。しかし悦子は浅く息を継ぎながら身体をぶるぶると震わせ始めた。間違いなく悦子は快楽の中にある。悦子の頭がゆっくりとこちらに向き、視線が動き私と目が合った。次の瞬間、悦子は小さな叫び声をあげながら、その上体が布団に崩れ落ちた。

 S川さんは突き出されたままの悦子の尻を優しく撫でまわしているが、悦子との結合を解く気配はない。悦子は顔から枕に突っ伏したように見えたが、ゆるゆると顔を、今度は向こう側に向けたからどのような貌をしているのかはわからない。

 覗き込んでいる私に気付いたのだろうか、S川さんが悦子からゆっくりと身体を離すと、悦子の腰に手を添えて布団の上に横たえさせた。結合を解かれると悦子はこちらに背を向けた。汗が何本もの筋になって布団に向かって流れ落ちている。

 私はつまらぬ自尊心から悦子に収められていたS川さんの男根を盗み見していた。取り立てて巨大というわけでもなく、自分の一物と同じような大きさだったことに安堵したが、すぐに今度は、自分のまぐわいに関する技巧に疑問符を付かせることとなった。

 「素晴らしい…」

 布団に胡坐をかいたS川さんが感じ入ったように言った。

 「ええ、本当に…」

 礼子さんの声がした。私は思わず礼子さんの方を見た。彼女の顔には笑みが浮かんでいた。

 「よくわかりましたよ。普段から悦子さんを慈しんでいらっしゃることが」
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