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わたしの日常
第13章 S川さんたちと再会した日のこと
 「このような世界に先に足を踏み入れたのも私どもですし、今日お誘いしたのもこちらです。いかがでしょう、まずは、普段どおりに始めさせていただいて、その先はそのときのお二人の気持ちのままに…ということでは」

 れいこさんは微笑みながら俯いている。写真で見る彼女と今ここにいる彼女は、まるで別人のように感じられた。わたしは、今日、どの様な光景をお互いの目に焼き付けることになるのだろうか…、と思っていた。

 「はい…」

 義父が返事をし、わたしも頷いた。

 「では、そのようなことで…。こちらから始めさせていただきますので。お目汚しでしょうから…」

 そうS川さんが言うと、れいこさんが衝立を元の位置に戻した。戻したと言っても少し体を起こせばすべてが見えてしまうのだけれど。

 S川さんとれいこさんの姿が衝立の向こうに隠れた。わたしたちも布団に身を横たえた。帯を解く音が聞こえてすぐ、唇を重ね合っているような音が聞こえた。義父の手がわたしのからだに伸びてきた。お二人の息遣いやれいこさんが漏らすくぐもった声が聞こえてきて、わたしは思わず、襟元から乳房に挿し込まれた義父の手に自分の手を重ねていた。

 「悦子…」

 義父がわたしの名前を呼んだ。わたしは身体の向きを変えて義父と抱き合った。義父がわたしのパンティを剥ぎ取るまでさほど時間はかからなかったような気がしている。

 …旅館を出るときには薄暗くなって小雨も降っていた。S川さんたちに〇浜駅まで送ってもらい、そこで別れた。からだがうまく動かなくて車を降りるときに手間取った。五時半頃の電車に乗って夜の九時前に出るバスに間に合った。電車でもバスでもすぐにうとうとし始めてしまい、その都度義父に肩を叩かれて起こされた。家に着くと芳美はお風呂も済ませて自分の部屋にいるようだった。食卓に珠算塾の月謝袋が置かれていた。

 部屋の外から声を掛けると、「お帰り」とだけ返ってきた。塾の様子を訊こうかと思ったが、そのままこちらのことも訊かれるのではないかという気がして、言葉を飲み込んだ。顔を合わせれば、バスで偶然義父と乗り合わせて一緒に帰ってきた、などという言い訳も考えていたが、そのような必要もないままで済んだ。
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