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微熱に疼く慕情
第11章 【普遍的な真理】





「あぁっ…ダメだ、一華さん、イク、出る出る…っ」


「あぁん、出して、奥に出して…っ」



最高に気持ち良いんだけど………
痙攣止まんないよ
まだイってる……待って、奥、まだ居て
根元の痙攣が終わって出し切った精液
ゴムの中で大量に出してるんだろうな



(どういう事だよ、ちゃんと説明しろよな)


「んふふ、バイバーイ」


(あっ、おい!)



強制的に切って樹くんにごめんなさいしなきゃ……



「さっきの、本当ですか?」



恐る恐る聞いてくる樹くん
ミネラルウォーターを一口飲んで
「要る?」って聞いても「どうなんですか?」と
詰め寄ってくる
もう所々端折ったり小さなウソつくのは性に合わなくなってきてる
だからって何でも言えるわけじゃないけど



「大智はね、元カレなの、樹くんと出逢うずっとずっと前に付き合ってた人」


「そ、そうなんですね」


「うん、時々会ってる」


「電話で言ってたような事、してる仲なんですよね」


「うん、ごめんね、ドン引きだよね」



俯いちゃった
髪もクシャッと握って言葉を探してる



「会わない事は……出来ますか?」


「え…?」



もう顔でわかってるよね
そんなの私が出来るわけないって
それなのに聞くの?
余計に傷付いてしまうよ
そろそろ私の本性見抜いて距離置いちゃう?
樹くんが決めた事なら私は何の意見もしないよ



「僕が会わないでって言ったら…?僕を選んでくれますか…?」



真っ直ぐ向けた瞳の中で揺れ動いているのは樹くんだけ
「一華さん」って甘い声で呼ばれても、キミの腕の中には飛び込んでは行けない
自分で聞いておいてなんて顔してるの
私が思ってた反応じゃないから急に不安が押し寄せてきた?




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