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女旅芸人衆の淫ら旅
第1章 第一章 医は妊術なり
熱い精液は、すぐに冷めて冷たい不快感を伴う。
その不快感にお瞭さんは、しっかりと覚醒してゆく。
華奢な手が延びて太ももを垂れてゆく精液を指が捉えた。
ヌルっとした感触にハッとして、
今度は確実にお瞭さんは目覚めた。
良案は慌ててへのこ(ペニス)をふんどしの中に仕舞い混んで
着物の乱れを整えた。
「ん…?良案さん?」
お瞭さんは、傍らにドクターが寝ているものだと思い込み、
二人の関係を良案に知られたのだわと思い込み、
昨夜は確かにそこに寝ていたはずのドクターの姿を探した。
しかし、乱れたベッドにはお瞭が一人だけで横たわっていて、
熱い一夜を共にしたドクタースイフトの姿はなかった。
お瞭はガバッと飛び起き、己の着物の乱れを整えるよりも先に「ドクターは?あのお方はどこへ?」
そう訊ねた良案の苦しそうな表情を見て、ドクターはお瞭をも残して、たった一人でアフリカに旅立ったのだと悟った。
「ドクターは…行ってしまわれたのですね?」
「はい…僕にお瞭さんの事をよろしく頼むと言い残して南蛮船に乗り込まれました」
まだ出港していないのですわよね?
わずかな望みを抱いて、お瞭は後を追おうとベッドから飛び降りた。

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