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コンビニバイトの男の子
第7章 歪み
(違う、最後の時は、私から・・・)
萩子は視線を室内から廊下に続く扉に向けました。今は閉まっていて見えない、その先にある玄関での最後の行為が蘇ります。
帰ろうとドアノブに手を掛けた悠希を呼び止めたのは、この楽しかったひと時の最後の最後で、もう一度悠希の熱い迸りから来る脈動を膣内に刻み込みたかったからでした。
萩子から悠希に抱きつき、唇を寄せてキスをし、同時にジーンズの上から悠希の肉棒を弄りました。堪らなくなった悠希がジーンズとショーツを引き下ろし、勃起した肉棒を露わにしました。しかし、悠希がコンドームを使い切っていることを告げ、萩子に口での愛撫をお願いしました。
(あの時私は、避妊なんてしなくても構わないと・・・)
既に悠希を迎え入れる準備ができていた萩子は、一瞬そのまま挿入してもらうことに惹かれました。貴之が残していたコンドームがまだあったことを思い出して誘惑をなんとか断ち切ったのでした。急いで寝室に行き引き出しから取り出すと、それが最後の1つであることも構わず手にして再び急いで玄関に戻り、自ら開封して手渡しました。そして、悠希と同じようにスウェットとパンティを引き下ろすと悠希に導かれるまま鏡に手を付き、剥き出しのお尻を突き出した姿勢になり、立ちバックで悠希の肉棒を受け入れたのでした。
夕方、日が傾き薄暗くなった玄関ホールは、扉のすぐ外の道路から、仕事や学校を終えて家路につく人達の気配が常にしていました。悠希とひとつになり、悦びの声が出そうになるのを、手で口を塞いで必死に押し殺しました。声をあげられない状況が感度を上げ、興奮を増長させていたことを思い出しました。
(あんなところでも、気持ちよくなってしまってた・・・)
絶頂を迎えた瞬間目に入った、鏡に映った自分の顔が浮かびます。悦びの表情は、想像していた以上に淫らな女の顔でした。
(やだ、朝から私、何を思い出してるの・・・)
その時、階段から貴之が降りてくる気配がして、萩子は、甘い追憶から現実に引き戻されました。
(いけない!平常心、平常心で)
扉が開き、貴之が顔を出します。
「シュウ、おはよう」
「貴之さん、おはようございます。今朝食作っていますから・・・」
無理矢理笑顔を作って、貴之に朝のあいさつを返しました。
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