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コンビニバイトの男の子
第7章 歪み
萩子は、カウンターキッチンから室内を見渡します。
(ほんと、悠希くん、凄かったな。昨日の朝から夕方まで、あんなに何回も・・・。私も、何回逝ったんだろう。今まで以上に凄く気持ちよかった。喘ぎ声も凄く出てしまって・・・)
メッセージを送った後は、ふたり共おかしくなっていました。
(あの後、そのままダイニングテーブルで悠希くんが後ろから・・・。あのソファーでは私が悠希くんに跨って、あのテーブルでは私が仰向けに寝てる状態で悠希くんが・・・)
悠希と快楽に溺れていた時間が、次々と脳裏に浮かんできます。それらは、夫の貴之とでは味わうことの無かった時間でした。
建前ではあったものの、一昨日には行ったドラマ鑑賞会と料理教室も昨日は行わず、ひたすらセックスに時間を費やしていた気がします。昼食の為に一旦シャワーを浴びた後は、悠希は上半身裸にボクサーショーツのみ、萩子はブラジャーもせずにTシャツに下はショーツのみという姿でした。その昼食も、非常食として保管していたレトルト食品を使った、およそ料理と呼べない簡単なものでした。それぐらい、ふたりは時間を惜しんでいたのです。
午後からは気温の上昇も相まって、室内は蒸し暑い状態でした。窓は開けられず、エアコンも室外機が動作して隣の竹内家に不審がられることを避けるため動かさずに、汗だくになりながらもセックスをし続けました。
その頃は日常と非日常が入れ替わり、セックスの日常の中で、生活という非日常があるという状態でした。
(もう服なんか着ないで、ずっと裸のままだった。楽しい時間の終わりが近付くのに比例して、お互いを求め合っていた・・・。達しても治まらなくて・・・、狂ったように何度も・・・)
夕方、部屋のあちこちにコンドームの小袋と使用済みのコンドームが放置されていました。普段は綺麗好きで、ごみが落ちたままにしておくことなど一度も無かった萩子が、1箇所にまとめる手間も邪魔くさいと惜しむほど、悠希と交わりたかったことの証拠でした。
(私に、あんなに性欲があったなんてね)
照れくささもあって萩子から求めることはしませんでしたが、悠希の求めには全て応じていました。本心は、悠希が求めた回数と同じだけ、自らも悠希を求めていたのです。
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