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心の中のガラスは砕けて散った
第10章 奈緒
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小さな呻きが寝室に流れ 蠢く人影
天井の小さな常夜灯が 暗い寝室に薄い
オレンジの光りを広げ ベッドの上の
奈緒に覆い被さる悠希は 奈緒の舌を追う
嫌がる奈緒を浴室から裸のまま手を引き 寝室へ

最初抵抗していた奈緒が 素直に手を引かれ
ベッドに寝せられた時、結城は明るいまま
奈緒の体に覆い被さり、奈緒が身悶え
悠希は常夜灯に明かりを切り替え 
覆いかぶさって行った

常夜灯に浮かぶオレンジの肌 目を閉じた奈緒の
唇に唇を重ね、舌先で歯を割り、口腔内に
悠希は奈緒の首の下、手を差し込んだまま奈緒の顔を
覗き込む、悠希の背中に手を回したまま何時もなら
受け身の舌が悠希の舌を追い、絡み返して来る
貪る様に唇が開き、少し息を荒げ 舌が執拗に
舌を追い、悠希の口腔内へと入って来た
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