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心の中のガラスは砕けて散った
第10章 奈緒
時計の針は正確に時を重ねて来る、
最後の週を迎えた悠希の脳裏は
相反する二つに翻弄され
断ろう、何度も机の中に仕舞われている
封筒と、三つの粉薬が入った袋を眺め

邪な心が囁いて来る

・・・お前の知らない奈緒を見られるぞ・・・

・・・お前では与えられない 快感に
   身悶え、喘ぐ奈緒を、挿入されるシーンを・・・

・・・ 見る事が出来るぞ ・・・

最後の週に入ってしまった、何度も机の中の
封筒を持ち上げ、明日社長に断りの電話を
入れようと迷い、その度囁いて来る 邪な心
平静を装い、奈緒と会話を交わし、先週の
金曜の夜、奈緒の裸に覆い被さり、薄明りの下

大きく開いた太腿 薄い陰りを薄明りが見せ
陰りの中心に、己の物が姿を消して行く

来週は・・・・

挿入して2分、我慢を重ねた肉竿を、膣が
柔らかく握り、包み込まれ、快感の波に
耐えきれずに吐き出した白濁、荒い息で
奈緒を抱き寄せ、満足そうな寝息を立てて
眠る奈緒の、寝顔に溜息を吐き出していた

「 それは ? 」

奈緒がキッチンでガラスポットに ペットボトルの
水を溜めているのを見て、悠希は聞いた

「 水だしジャスミンティー 明日、飲めるの 」

嬉しそうに、ティーパックを摘まみ出して
ポットの中、ティーパックを四つ入れ
冷蔵庫に仕舞った奈緒が振り向き答えた


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