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心の中のガラスは砕けて散った
第9章 8月

「 行きましょうか 」
浴室から出て来た綾乃を見て、遥は立ち上がった
「 お化粧を・・・ 」
綾乃はバックから 化粧道具を取り出し
手早くルージュを塗り 遥を見て頷いた
遥が立ち上がり 首に巻いてる
黒いチョーカーを外して 入り口の棚に置き
「 綾さんのも 此処に 」
紅い鎖の付いたチョーカーを持ち上げ
見せて来た
「 遥さんも・・?・ 」
綾乃は聞く、一瞬動きが止まり
また無表情に遥は紅いチョウカーを
棚に置き、玄関へと歩き始め 綾乃は慌てて
後を追った
「 この後 病院へ行きます 」
遥の運転する車は 駅前のホテルの駐車場に
和彦と最初に入った、レストランでの昼食
ステーキにナイフを入れていた綾乃に
遥は 業務連絡の様に感情の無い言葉で
言って来た
「 病院ですか? 」
両手に持ったナイフとフォークの
動きを止め 遥を見て聞いた
「 避妊リングを入れて貰いに 」
遥はフォークに刺した肉を 口に運び
淡々とした声で 綾乃は持ち上げた
フォークを止め 遙に視線を送る
浴室から出て来た綾乃を見て、遥は立ち上がった
「 お化粧を・・・ 」
綾乃はバックから 化粧道具を取り出し
手早くルージュを塗り 遥を見て頷いた
遥が立ち上がり 首に巻いてる
黒いチョーカーを外して 入り口の棚に置き
「 綾さんのも 此処に 」
紅い鎖の付いたチョーカーを持ち上げ
見せて来た
「 遥さんも・・?・ 」
綾乃は聞く、一瞬動きが止まり
また無表情に遥は紅いチョウカーを
棚に置き、玄関へと歩き始め 綾乃は慌てて
後を追った
「 この後 病院へ行きます 」
遥の運転する車は 駅前のホテルの駐車場に
和彦と最初に入った、レストランでの昼食
ステーキにナイフを入れていた綾乃に
遥は 業務連絡の様に感情の無い言葉で
言って来た
「 病院ですか? 」
両手に持ったナイフとフォークの
動きを止め 遥を見て聞いた
「 避妊リングを入れて貰いに 」
遥はフォークに刺した肉を 口に運び
淡々とした声で 綾乃は持ち上げた
フォークを止め 遙に視線を送る

