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第9章 ８月

緊張した体を手の平が彷徨い　熾火の様な
快感の波は　平原を燃やし尽くす炎の様に
綾乃の体を　心を快感の波の中へと誘って行く

顔が右左と、動き始め、腰が波打つように動き　
社長は綾乃の足を開くと　体を足の間に入れて
頭が股間に沈んで　頭が微かに動き、
綾乃の口から、小さな喘ぎが漏れ、　

喘ぎに合わせて足が開き　社長の手が
白いお尻の下に差し入れられ　
綾乃の足がベッドに付いて　腰が上がって行く

社長の手が腰を持ち上げ、ベッドに着いた足が上がり
大きく開いた足の間の黒い陰毛の間から、
濡れ開いた膣が姿を現して　社長は体を外し、
綾乃の愛液を零す膣を眺め、腰が誘う様に動く

社長は尻に手を置いたまま顔を外し、濡れた膣を眺め、
綾乃の腰が動き　顔を右に左にと動かして、
投げ出した手が上がり、また投げ出し腰を波打たせ、

社長の頭が股間に押し付けられた時、
綾乃の歓喜の喘ぎが流れ

・・・3分・・5分・・７分・・・　

舌先は大陰唇を割り、膣壁を舐め　クリトリスを
執拗に何度も舌先が突き　綾乃は呻く様な声から、
喘ぎに変わり、喘ぎ声が高く成った時

中空をゆらゆらとしていた白い足先が伸びて、
硬直し　足先がベッドに落ち、
荒い息のまま薄目を開け、体を投げ出した