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心の中のガラスは砕けて散った
第9章 8月
「 まあ そんな感じですかね 毎年
  続けていたら 人が集まってくれる
  話題作りと思って、蝋燭集会の映像を見て
  思いついたんですよ、参道をこの間
  見た時、雑草が酷くて せっかく蝋燭を
  灯すのなら 見栄え良くしたいですから 」

「 松村、そんな大事な事 明後日だろう
  前回の時、言えば参加してくれる人も
  多いだろうに 3日はそんなには
  人も来てくれないだろうから 10日の
  日曜に皆に参加して貰うように
  皆さんに お願いするべきだよな 」

山鹿は 指に挟んだ煙草の灰を 灰皿に落し

「 3日は 俺が草刈り機を出すは、この
  暑さだと お手伝いの人も 大変だから
  10日朝 9時から1時間 参道の整備を
  皆さんでお願いするよう 役員さんは
  声掛けして頂きますか? 」

山鹿の問いかけに 座って居た役員たちは
頷き 松村はホッとした表情で座った

土曜日

康二は 3つの町内会合同の会議に
出席していた 康二が役員をする町内会と
隣接する 二つの町内会が毎年の
夏祭りを 合同で行う為の打ち合わせが
始まる

「 今年のお菓子も 例年通り200個で
  出店は 例年通りで 良いでしょうか? 」

例年通りの開催と言う事で
会議も終盤に差し掛かり

康二は 松村が提案した 参道に蝋燭を灯す
予定で 10日の日曜に 参道の整備を9時から
行いたいと提案した

幾つかの意見は出たが 10日朝9時から
参道の整備を行う事が決まり
康二は 安堵の息を吐き出した
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