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心の中のガラスは砕けて散った
第7章 7月

「 明日弁護士事務所で 旦那さんに慰謝料請求しようと
思ってましてね 相場は150万から300万らしい
昨日早紀の下着を見て さっき旦那の言葉を聞いたら
500万位は請求したくなって でも 払えないだろう 」
綾乃を見て言い 綾乃は大きく頷いた
「 300万位は 請求しても良いだろう 」
山田は康二を睨んで 吐き捨てるように言った
康二が困った顔で綾乃に顔を向け
綾乃の首を振る姿に 項垂れた
「 無いのか? 」
山田が呆れた様に 言い
目を中空に向けて何か考え
「 借用書を書いてくれ 」
「 奥さん 便箋とボールペンを 」
綾乃は立ち上がり 便箋とボールペンを
机に置くと 山田は 康二の前に
投げるように置いて
「 150万の 借用書 支払いは毎月月末に
3万を私の口座に振り込む あんたの名前と
今日の日付け あんたの名前を書いて 捺印 」
一度に言うと 綾乃に顔を向け
「 300万 貰っても 心は晴れないけど 考えたら
奥さんも 被害者だよな それなら奥さんと
私で半分 150万 どうですか? 」
綾乃は 月々3万支払いが増える 何処を切り詰めて
頭の中に 1か月の家計を 駆け巡らせながら 頷いた
思ってましてね 相場は150万から300万らしい
昨日早紀の下着を見て さっき旦那の言葉を聞いたら
500万位は請求したくなって でも 払えないだろう 」
綾乃を見て言い 綾乃は大きく頷いた
「 300万位は 請求しても良いだろう 」
山田は康二を睨んで 吐き捨てるように言った
康二が困った顔で綾乃に顔を向け
綾乃の首を振る姿に 項垂れた
「 無いのか? 」
山田が呆れた様に 言い
目を中空に向けて何か考え
「 借用書を書いてくれ 」
「 奥さん 便箋とボールペンを 」
綾乃は立ち上がり 便箋とボールペンを
机に置くと 山田は 康二の前に
投げるように置いて
「 150万の 借用書 支払いは毎月月末に
3万を私の口座に振り込む あんたの名前と
今日の日付け あんたの名前を書いて 捺印 」
一度に言うと 綾乃に顔を向け
「 300万 貰っても 心は晴れないけど 考えたら
奥さんも 被害者だよな それなら奥さんと
私で半分 150万 どうですか? 」
綾乃は 月々3万支払いが増える 何処を切り詰めて
頭の中に 1か月の家計を 駆け巡らせながら 頷いた

