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心の中のガラスは砕けて散った
第6章 6月

目の前に浮かぶ泡を、眺め心の中で呟く、
高校3年の卒業を控え 進学する大学も決まり
胸いっぱいの3月、体長が悪いと感じたのは
悪阻だった、妊娠が判り、卒業と同時の
和彦の実家での同居生活、
姑が優しかったのは ほんの
1か月? 半月? 1週間?
毎日独楽鼠の様に 家の事、洗濯、掃除、
夕飯の用意、義母は茶の間で
TVを見て早紀に毎日の様に嫌味を、匠が生まれ
2歳を迎える時、和彦に名前を書いた離婚届を渡し
実家を離れる事が出来た、4人の生活が始まっても
和彦の態度は変わらず、変わらない家政婦生活
遊びも知らず30歳直前で、声を掛けて来た康二
ーーーー 不倫 ーーーーーー
・・・それで良い・・・
康二の胸に背中を当て、目の前で
消えていく泡を見乍ら 心の中で呟く
・・・・ 良いの ・・・ 今だけ ・・・・・
高校3年の卒業を控え 進学する大学も決まり
胸いっぱいの3月、体長が悪いと感じたのは
悪阻だった、妊娠が判り、卒業と同時の
和彦の実家での同居生活、
姑が優しかったのは ほんの
1か月? 半月? 1週間?
毎日独楽鼠の様に 家の事、洗濯、掃除、
夕飯の用意、義母は茶の間で
TVを見て早紀に毎日の様に嫌味を、匠が生まれ
2歳を迎える時、和彦に名前を書いた離婚届を渡し
実家を離れる事が出来た、4人の生活が始まっても
和彦の態度は変わらず、変わらない家政婦生活
遊びも知らず30歳直前で、声を掛けて来た康二
ーーーー 不倫 ーーーーーー
・・・それで良い・・・
康二の胸に背中を当て、目の前で
消えていく泡を見乍ら 心の中で呟く
・・・・ 良いの ・・・ 今だけ ・・・・・

