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雨が好き
第78章 昼間の夢

今日を乗り越えたら、
また新しい今日があって、それを乗り越えたらまた新しい今日がある。
毎日を過ごすのに、毎日を乗り越えるのに一生懸命で、
明日のことなんか、考えられなかった。
お母様が私を見ている。
水際さんも、そして、蒼人さんも。
みんなずっと同じところにはいない
前に進んでいる
時間が進むように、日々昇る太陽が実は同じ位置から昇ってるわけではないように
なにもかも、きっと同じではいられない
何処かに行かなくちゃっていう、
後ろから追い立てられるような焦りじゃなくて
何処かに行きたいっていう
そんな夢を見て、
みんな、みんな、歩いていく
私が行きたい所
私がしたいこと
そんなこと、これまで考えたこと、なかった。
でも・・・
蒼人さんのことを見た。
そうだ、彼が言ってくれたこと
『すごく・・・いい匂いだ』
『おいしい』
それが嬉しかった。
だから
また新しい今日があって、それを乗り越えたらまた新しい今日がある。
毎日を過ごすのに、毎日を乗り越えるのに一生懸命で、
明日のことなんか、考えられなかった。
お母様が私を見ている。
水際さんも、そして、蒼人さんも。
みんなずっと同じところにはいない
前に進んでいる
時間が進むように、日々昇る太陽が実は同じ位置から昇ってるわけではないように
なにもかも、きっと同じではいられない
何処かに行かなくちゃっていう、
後ろから追い立てられるような焦りじゃなくて
何処かに行きたいっていう
そんな夢を見て、
みんな、みんな、歩いていく
私が行きたい所
私がしたいこと
そんなこと、これまで考えたこと、なかった。
でも・・・
蒼人さんのことを見た。
そうだ、彼が言ってくれたこと
『すごく・・・いい匂いだ』
『おいしい』
それが嬉しかった。
だから

