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雨が好き
第76章 初夢

【初夢】
夢を見た。
夢の中で、私は蒼人さんとどこかの町を歩いていた。
横並びになって歩いていて、何か他愛のないお話をしていた。
食品スーパーに入って、お野菜とか、果物とかを見る。
あ、そうだ、お雑煮作らなくちゃ・・・そう思って、材料を考える。
ええと、毎年どうやって作っていたっけ?
しいたけ、小松菜・・・あとは?
そんな事を考えていると、
「あ、みなと。これ、そろそろ準備する?」
蒼人さんが取り上げたのは、『七草粥セット』だった。
小さいお大根とか、
セリとか、ゴギョウとか、
七草が少しずつ入っていて、4人分くらいの七草粥が作れるというやつ。
「お正月で、みなとの料理食べすぎちゃって、太ちゃいそうだし」
そう言って笑っていた。
それを聞いて、そうか、もうお雑煮じゃなくて七草粥の日か・・・と私は思い直した。
そのままスーパーの二階に上がって、お豆腐とか、卵とか、
調味料はあるっけ?ううん、大丈夫、なんて話しをしながら買い物を続けて、
今日は、お酒も飲んじゃう?
うん・・・少し
そう答えて、あれあれ?とまた、不思議な感じ。
私、お酒って飲むんだっけ?
でも、蒼人さんと一緒に飲むんだ、と思うと、
そうだ、そうだ、飲むんだな、と普通に思えてきた。
夢を見た。
夢の中で、私は蒼人さんとどこかの町を歩いていた。
横並びになって歩いていて、何か他愛のないお話をしていた。
食品スーパーに入って、お野菜とか、果物とかを見る。
あ、そうだ、お雑煮作らなくちゃ・・・そう思って、材料を考える。
ええと、毎年どうやって作っていたっけ?
しいたけ、小松菜・・・あとは?
そんな事を考えていると、
「あ、みなと。これ、そろそろ準備する?」
蒼人さんが取り上げたのは、『七草粥セット』だった。
小さいお大根とか、
セリとか、ゴギョウとか、
七草が少しずつ入っていて、4人分くらいの七草粥が作れるというやつ。
「お正月で、みなとの料理食べすぎちゃって、太ちゃいそうだし」
そう言って笑っていた。
それを聞いて、そうか、もうお雑煮じゃなくて七草粥の日か・・・と私は思い直した。
そのままスーパーの二階に上がって、お豆腐とか、卵とか、
調味料はあるっけ?ううん、大丈夫、なんて話しをしながら買い物を続けて、
今日は、お酒も飲んじゃう?
うん・・・少し
そう答えて、あれあれ?とまた、不思議な感じ。
私、お酒って飲むんだっけ?
でも、蒼人さんと一緒に飲むんだ、と思うと、
そうだ、そうだ、飲むんだな、と普通に思えてきた。

