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雨が好き
第74章 お礼参り
そう言ったら、水際さんが目を丸くしていた。

時間は夜の11時
小学校の頃は当然のように早く寝かされていたし、
その後は、いろいろいっぱいいっぱいで、それどころじゃなかった。

12月31日が毎年どんな風に過ぎていたのか、
全く思い出せない。

多分、私にとって、どんな日も同じように過ぎていたのだと思う。
毎日、朝起きて、ご飯を食べて、少し何かをして、お風呂に入って、眠る。
また、起きて・・・そんな日の繰り返し

だから、私にとって、12月31日は、
7月の13日や11月の21日何かと同じ
なにもない、ただの一日

お蕎麦を食べて、テレビに出てくるアーティストの感想を言い合って、
知ってる歌があったら口ずさんで

隣に蒼人さんがいて、
お父さんがいて、
水際さんがいて・・・

私は、とても楽しかった。

11時30分
まだ紅白は終わっていないけど、私達は裏の神社に行くことにする。
お父さんも、と言ったけど、
お父さんは『片付けがあるから、それに寒いから』
と笑って応えた。
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