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雨が好き
第70章 クリスマス会

「えと・・・水際さんは、わ・・・私の本当に初めての女の子のお友達で・・・お食事とか、お買い物とか、・・・あと、お泊り会とかもして・・・すごく、楽しくて・・・
お父さんには、いつも、ずっと・・・励ましてもらって、支えてもらって・・・
あと、蒼人さん・・・蒼人さんは・・・」
頭の中にいろいろな言葉が湧いてくる。
湧き上がりすぎて、言葉が出なくなってしまう。
顔が紅潮して、手も足も震え出してしまう。
「蒼人さん・・・は・・・」
その時、キュッと私の手を掴む優しいぬくもりを感じた。
見ると、私の手を握っていたのは、いつの間にか隣に来ていた水際さんだった。
「好き・・・なんでしょ?」
こそっと言う。
私もその手を握り返す。また、勇気が湧いてきたように感じる。
「好きで・・・大好きで・・・だから・・・
今日は、好きな人、私の好きな人ばっかりで・・・
嬉しい・・・こんな嬉しいクリスマス会は、初めてで」
自分で言っていて、鼻の奥がツンとしてしまう。
そのまま、ぼろっと涙が出た。
だめ・・・お話できなくなる!
「だがら・・・みんなにも、楽しんで・・・もらいたい・・・です」
ぐいっと左手で涙を拭う。
ペコリとお辞儀をすると、キッチンの奥でお父さんがぱちぱちぱちと拍手をしてくれた。
ついで、蒼人さん、そして、水際さんが。
お父さんには、いつも、ずっと・・・励ましてもらって、支えてもらって・・・
あと、蒼人さん・・・蒼人さんは・・・」
頭の中にいろいろな言葉が湧いてくる。
湧き上がりすぎて、言葉が出なくなってしまう。
顔が紅潮して、手も足も震え出してしまう。
「蒼人さん・・・は・・・」
その時、キュッと私の手を掴む優しいぬくもりを感じた。
見ると、私の手を握っていたのは、いつの間にか隣に来ていた水際さんだった。
「好き・・・なんでしょ?」
こそっと言う。
私もその手を握り返す。また、勇気が湧いてきたように感じる。
「好きで・・・大好きで・・・だから・・・
今日は、好きな人、私の好きな人ばっかりで・・・
嬉しい・・・こんな嬉しいクリスマス会は、初めてで」
自分で言っていて、鼻の奥がツンとしてしまう。
そのまま、ぼろっと涙が出た。
だめ・・・お話できなくなる!
「だがら・・・みんなにも、楽しんで・・・もらいたい・・・です」
ぐいっと左手で涙を拭う。
ペコリとお辞儀をすると、キッチンの奥でお父さんがぱちぱちぱちと拍手をしてくれた。
ついで、蒼人さん、そして、水際さんが。

