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雨が好き
第68章 ルミナス・ガーデン

「蒼人さん」
「何?」
「私は・・・私は、蒼人さんが・・・好きです」
本当は、『好き』なんて言葉で言い尽くせないほどの、いっぱいの気持ちがあるんだけど、そこに追いつく日本語を、私は知らなかった。
だから、言葉を重ねるしかない。
「すごく・・・すごくなんです」
チラチラと瞬くLEDの星たち。
天駆ける星たちと、地上に散らばる星屑に包まれて、
私の心から、言葉が溢れ出す。
「たくさん・・・ありがとうって・・・
いっぱい、いっぱい伝えたい」
そう、いっぱいだ。
あなたに出会わなければ、私はまだたったひとりでいただろう。
海の青さも、生き物たちや星々の美しさも
人の心の柔らかさも、
色んな気持ちが混ざりあって溶け合う
その不思議さや悲しさも
きっと、何もわからないで過ごしていたにちがいない
あなたが連れ出してくれた
ひとりの夜から
永遠の黄昏から
私を世界に連れ出してくれた
だから、だから・・・
足りない、全然・・・全然足りない
「本当に・・・たくさん、なんです・・・」
光の海に浮かぶあなたの顔を見つめる。
その瞳の中に・・・確かにいる私。
「何?」
「私は・・・私は、蒼人さんが・・・好きです」
本当は、『好き』なんて言葉で言い尽くせないほどの、いっぱいの気持ちがあるんだけど、そこに追いつく日本語を、私は知らなかった。
だから、言葉を重ねるしかない。
「すごく・・・すごくなんです」
チラチラと瞬くLEDの星たち。
天駆ける星たちと、地上に散らばる星屑に包まれて、
私の心から、言葉が溢れ出す。
「たくさん・・・ありがとうって・・・
いっぱい、いっぱい伝えたい」
そう、いっぱいだ。
あなたに出会わなければ、私はまだたったひとりでいただろう。
海の青さも、生き物たちや星々の美しさも
人の心の柔らかさも、
色んな気持ちが混ざりあって溶け合う
その不思議さや悲しさも
きっと、何もわからないで過ごしていたにちがいない
あなたが連れ出してくれた
ひとりの夜から
永遠の黄昏から
私を世界に連れ出してくれた
だから、だから・・・
足りない、全然・・・全然足りない
「本当に・・・たくさん、なんです・・・」
光の海に浮かぶあなたの顔を見つめる。
その瞳の中に・・・確かにいる私。

