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雨が好き
第67章 クリスマス・ディナー

デザートがでるころ、蒼人さんが外を見るように言ってくれた。
「そろそろ、イルミネーションです」
ちらっと時計を確認していたので、始まる時間を事前にチェックしていたのだと思う。
窓の外を見ていると、突然、ぱっと外のお庭が明るくなった。
「すごい・・・」
庭一面に、光が敷き詰められているような、そんな光景。
「まだ、時間が早いから、ちょっと独り占め・・・いや、二人じめ気分ですよね」
そう言った蒼人さんの顔があまりにもかっこよくて、私はデザートのピスタチオのアイスの味もわからなくなっていた。
「あと、それから、これを」
そう言って、リュックから細長い箱を取り出してきた。
開けてみて、と言われたので、開けてみる。
「これ・・・」
中には、ペンダントが。
そのペンダントトップには、ハートと雪の結晶のような小さいモチーフに淡いブルーの宝石があしらわれていた。
「みなとさん、お誕生日6月だって聞いたので・・・誕生石がブルートパーズだから・・・。この間、お誕生日を祝ってもらったから・・・その、お返しというか・・・」
手にとって、眺めてみる。
きらきらと光を返す青い宝石は、なによりも美しく感じた。
「そろそろ、イルミネーションです」
ちらっと時計を確認していたので、始まる時間を事前にチェックしていたのだと思う。
窓の外を見ていると、突然、ぱっと外のお庭が明るくなった。
「すごい・・・」
庭一面に、光が敷き詰められているような、そんな光景。
「まだ、時間が早いから、ちょっと独り占め・・・いや、二人じめ気分ですよね」
そう言った蒼人さんの顔があまりにもかっこよくて、私はデザートのピスタチオのアイスの味もわからなくなっていた。
「あと、それから、これを」
そう言って、リュックから細長い箱を取り出してきた。
開けてみて、と言われたので、開けてみる。
「これ・・・」
中には、ペンダントが。
そのペンダントトップには、ハートと雪の結晶のような小さいモチーフに淡いブルーの宝石があしらわれていた。
「みなとさん、お誕生日6月だって聞いたので・・・誕生石がブルートパーズだから・・・。この間、お誕生日を祝ってもらったから・・・その、お返しというか・・・」
手にとって、眺めてみる。
きらきらと光を返す青い宝石は、なによりも美しく感じた。

