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天狐あやかし秘譚
第70章 反転攻勢(はんてんこうせい)
服を脱ぎ、風呂に浸かる。風呂は子供に合わせてやや温めぬるだが、それが今は心地良い。温かい風呂に浸かると、なんとなく疲れは取れる気がする。
思えば、昨日から働き詰めだったからなあ・・・。

あの陰陽師ども、めんどくさかったなあ。そもそも、なんだよあのイカれたパンク野郎はよ。あの高さまで跳び上がってくるか?普通?
そもそも、カダマシもカダマシだ。あんな奥の手があるならさっさとぶちかませよな。ったくよ。
まあ、カダマシが仕事しているのに申し訳ないが、子供の面倒見るのもうざったい。そこは痛み分けってことで・・・。

背中の痛みは大分引いてきたが、樹から落下した衝撃はまだダメージとして残っていた。クチナワはぐきぐきとあちこちを風呂の中で回したり、伸ばしたりしてストレッチをしていく。

ふう・・・

仰向けになって、風呂の天井を見る。やっぱりコンクリート打ちっぱなしの部屋にバスタブがドンと置かれ、申し訳程度に給湯設備を急ごしらえで据え付けたような臨時の風呂場だ。一応風呂には入れますっていうくらいの粗野な作りだが、まあ風呂に浸かるのは悪くねえ。

少し、ゆっくりさせてもらうとしよう。
あまりの気持ちよさに眠りに落ちてしまわないよう注意しながらのんびりと足を伸ばしていた。
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