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天狐あやかし秘譚
第121章 籠絡懐柔(ろうらくかいじゅう)
「・・・塚さん?藤塚さん!?」
先生から名前を呼ばれていることにやっと気づく。
「は、はい!すいません・・・聞いてませんでした!」
思わず反射的に答えてしまい、教室中から失笑を買う。国語の大木先生は少し呆れたような顔をしている。ちなみに大木先生は30代くらいの女性の先生だった。
「違います、藤塚さん。先程からうつむいているから・・・調子が悪いのかと・・・保健室に行きますか?」
どうやら生理痛か何かと勘違いされたみたいだった。
一瞬、ここでこうして効くことができない授業受けるくらいなら保健室に行こうかという考えも頭を過ったが、一人になったらまた昨日の夜みたいに性欲が溢れ出して大変なことになりかねない。
「だ、大丈夫です。」
なのでこう答えた。
「そう・・・?顔、赤いみたいだけど・・・。具合悪かったら言うのよ?」
「はい・・・」
頑張って、何気ない風を装って座る。しかし、別に状況は何一つ変わっていない。結局私は、6時間目までずっとセックスとオナニーのことばかりを考えてしまっていた。
こんな生活が更に2日続いた。
抱いてもらえない。オナニーもできない。
頭の中で繰り広げられる妄想じみたセックスの情景は日増しにリアルになっていき、リアルになるほどに体の奥に性欲が煮えたぎったマグマのように蓄積されていく。
夜は布団の中で熱くなった体を持て余し、
昼は学校で健全なスクールライフを送る同級生を尻目に、緋紅様に犯されまくる妄想にふける。
そして、ついには、ただ歩いているだけで、目に映る男性の性器を想像してしまうほどになってしまっていた。
そして、3日目、貞操帯をつけてから5日目の朝、とうとう私はめまいを起こし倒れてしまった。
「おねーちゃん!」
食後、立ち上がろうとしたとき、クラリと世界が揺れた。そのまま私の世界は横倒しになり、地面がふわふわと波打つ。遠くで水有が私の名前を呼んでいるが、それに答えることすらできなかった。
すぐに私の身体は大柄な『従者』の手で屋敷の一室に運ばれていき、熱や脈拍を測られたりした。
結局、熱もなければ脈拍や血圧に異常もない。どうやら寝不足だろうということで、この日私は学校を休むことになった。
先生から名前を呼ばれていることにやっと気づく。
「は、はい!すいません・・・聞いてませんでした!」
思わず反射的に答えてしまい、教室中から失笑を買う。国語の大木先生は少し呆れたような顔をしている。ちなみに大木先生は30代くらいの女性の先生だった。
「違います、藤塚さん。先程からうつむいているから・・・調子が悪いのかと・・・保健室に行きますか?」
どうやら生理痛か何かと勘違いされたみたいだった。
一瞬、ここでこうして効くことができない授業受けるくらいなら保健室に行こうかという考えも頭を過ったが、一人になったらまた昨日の夜みたいに性欲が溢れ出して大変なことになりかねない。
「だ、大丈夫です。」
なのでこう答えた。
「そう・・・?顔、赤いみたいだけど・・・。具合悪かったら言うのよ?」
「はい・・・」
頑張って、何気ない風を装って座る。しかし、別に状況は何一つ変わっていない。結局私は、6時間目までずっとセックスとオナニーのことばかりを考えてしまっていた。
こんな生活が更に2日続いた。
抱いてもらえない。オナニーもできない。
頭の中で繰り広げられる妄想じみたセックスの情景は日増しにリアルになっていき、リアルになるほどに体の奥に性欲が煮えたぎったマグマのように蓄積されていく。
夜は布団の中で熱くなった体を持て余し、
昼は学校で健全なスクールライフを送る同級生を尻目に、緋紅様に犯されまくる妄想にふける。
そして、ついには、ただ歩いているだけで、目に映る男性の性器を想像してしまうほどになってしまっていた。
そして、3日目、貞操帯をつけてから5日目の朝、とうとう私はめまいを起こし倒れてしまった。
「おねーちゃん!」
食後、立ち上がろうとしたとき、クラリと世界が揺れた。そのまま私の世界は横倒しになり、地面がふわふわと波打つ。遠くで水有が私の名前を呼んでいるが、それに答えることすらできなかった。
すぐに私の身体は大柄な『従者』の手で屋敷の一室に運ばれていき、熱や脈拍を測られたりした。
結局、熱もなければ脈拍や血圧に異常もない。どうやら寝不足だろうということで、この日私は学校を休むことになった。

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