この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
天狐あやかし秘譚
第121章 籠絡懐柔(ろうらくかいじゅう)
「水無・・・僕が帰ってくるまでオナニーを我慢してくれるかい?」

え?

またしても思考が固まる。次に頭に浮かんだのは、学校のトイレで、同級生や先生の目を盗んで、自らの陰部を弄った記憶だった。

オナニーって・・・なんで?なんで緋紅様がそれを・・・

「水無、僕が水無が学校でオナニーしてるの、知らないと思った?」
「え・・・あ・・・で・・・」

咄嗟に何も言うことができなかった。頭の中には疑問符が渦巻いていた。

「水無に渡したローターには特殊なセンサーがついててね。出し入れしたらわかるようになってたんだ・・・。昨日は2回、その前の日は1回・・・そしてその前の日も・・・」

ドキドキドキドキ・・・

心臓が高鳴る。学校で声を殺してトイレでいやらしくオナニーにふけっていたこと、全て緋紅様に筒抜けだった。そう考えると顔から火が出るほど恥ずかしかった。

「ご・・・ごめんなさい。ごめんなさい・・・!私・・・っ!」
「いいんだよ、水無。それだけ水無が僕のことを思ってくれてるってことで、嬉しく感じたくらいだよ?」

そう言いながら、ちゅっと額にキスをしてくれる。
たったそれだけで、ウソみたいにスーッと動揺が収まってしまう。

私のあんな痴態を知ってなお、愛してくださる・・・。

そんなふうに考えて胸が一杯になった。

「だからこそだよ。僕も水無を抱けないまま我慢する日々だ・・・水無も堪えてほしい。そうしたら、僕らは同じ苦しみを分かち合えるだろ?」

頭を撫でながら、背中を擦りながら、ひとことひとこと、噛んで含めるように緋紅様は渡しに言った。その言葉が胸に落ち、温かい輪となって身体に広がっていく。

「わ・・・かりました・・・私もそうします」

そうと決まれば、と緋紅様が私を引き起こし、シャワーを浴びるように言ってきた。不思議に思いながらも、シャワーを浴びて戻ってくると、ワイヤーのようなもので作られたものを渡された。

「これは、なんですか?」

手に取った『それ』をしげしげと眺める。形状的には少し太めのワイヤーが二本組み合わさっているようなものに見えた。一本は輪っか状になっており、その輪の一点と、中心を挟んでちょうど反対側を結ぶようにもう一本のワイヤーが付いている。二本目もそこそこ長さがあるので、球体を抱え込めるような形と言えばいいのだろうか、そんなふうになっている。
/1814ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ