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天狐あやかし秘譚
第120章 十網九罠(じゅうもうきゅうわ)
☆☆☆
キュウウゥウウウウ
再び世界が灰色に染まり静止する。
部屋から月明かりが消える刹那、ピタリと時の流れが止まった。
白く透けるような肌合いの水無に健康的に焼けた肌を持つ緋紅のそれが絡みついている。水無の表情は成熟した女の色香を漂わせ、潤んだ瞳は欲情の熱を孕んで緋紅を見つめていた。
『水有』がゆっくりと二人の交わっている褥の周囲を歩き回る。
「お姉ちゃん・・・なんて、いやらしいメスの顔をしているの?
蕩けた目、だらしなく半開きになった口元、緋紅様のものを咥え込んで離さない淫らに濡れたオマンコ・・・。やっぱりこれがお姉ちゃんの本性だったんだよね・・・。」
『水有』が姉である水無の額にそっと手のひらを当てた。しっとりと汗ばんでいる感触が伝わってくる。そのまま発作的に力を込めてしまいそうになって慌てて手を引っ込めた。
「ああ・・・そう。そうよね、この日から私が緋紅様に抱いていただけるまで、確か2週間はあったわ・・・。その間、お姉ちゃんは緋紅様とずっと・・・」
ギリッ・・・奥歯が軋む音がする。これ以上近くにいたら嫉妬で気が狂ってしまいそうだった。
『水有』は立ち上がると踵を返して二人から距離を取った。
そして、頭上に浮かぶ辺津鏡に再び命じたのだった。
「さあ、辺津鏡・・・続きを見せてちょうだい。
緋紅様が結局は私を選んだというところを・・・そして、お姉ちゃんがどんなふうに淫らに堕ちていったかを・・・」
くるくると鏡面にせわしなく闇が蠢く。
再び時は動き出し、物語がまわり始める。
そこには、二人の少女が淫猥な罠に堕ちていき、狂った快楽を刻み込まれていく姿が容赦なく映し出されていくのだった。
キュウウゥウウウウ
再び世界が灰色に染まり静止する。
部屋から月明かりが消える刹那、ピタリと時の流れが止まった。
白く透けるような肌合いの水無に健康的に焼けた肌を持つ緋紅のそれが絡みついている。水無の表情は成熟した女の色香を漂わせ、潤んだ瞳は欲情の熱を孕んで緋紅を見つめていた。
『水有』がゆっくりと二人の交わっている褥の周囲を歩き回る。
「お姉ちゃん・・・なんて、いやらしいメスの顔をしているの?
蕩けた目、だらしなく半開きになった口元、緋紅様のものを咥え込んで離さない淫らに濡れたオマンコ・・・。やっぱりこれがお姉ちゃんの本性だったんだよね・・・。」
『水有』が姉である水無の額にそっと手のひらを当てた。しっとりと汗ばんでいる感触が伝わってくる。そのまま発作的に力を込めてしまいそうになって慌てて手を引っ込めた。
「ああ・・・そう。そうよね、この日から私が緋紅様に抱いていただけるまで、確か2週間はあったわ・・・。その間、お姉ちゃんは緋紅様とずっと・・・」
ギリッ・・・奥歯が軋む音がする。これ以上近くにいたら嫉妬で気が狂ってしまいそうだった。
『水有』は立ち上がると踵を返して二人から距離を取った。
そして、頭上に浮かぶ辺津鏡に再び命じたのだった。
「さあ、辺津鏡・・・続きを見せてちょうだい。
緋紅様が結局は私を選んだというところを・・・そして、お姉ちゃんがどんなふうに淫らに堕ちていったかを・・・」
くるくると鏡面にせわしなく闇が蠢く。
再び時は動き出し、物語がまわり始める。
そこには、二人の少女が淫猥な罠に堕ちていき、狂った快楽を刻み込まれていく姿が容赦なく映し出されていくのだった。

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