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天狐あやかし秘譚
第113章 第113章:【第22話 件】運否天賦(うんぷてんぷ)
「キヌギヌ・・・ああ、いいね・・・そうだ・・・うねらせるように・・・上手だよ」
必死に緋紅の陰茎を飲み込んでいる水有には、緋紅の表情が見えなかった。しかし、その優しい声が耳朶をくすぐるだけで幸せな気持ちで心がいっぱいになっていく。
しかし、もし、この光景を見る第三者がいたら、緋紅の目に虚ろな闇が居座っていることに気づくだろう。
「出すよ・・・キヌギヌ」
それでも声だけは優しい。そのギャップは異様であった。
ぶるりと緋紅の腰が少し震える。水有は、自らの口腔内、喉奥を擦り上げている緋紅の亀頭が熱く膨らむのを感じる。
あ・・・っ!
そう思ったときには、喉の奥に熱く匂い立つものが注ぎ込まれるのを感じていた。それは精液・・・水有にとっては緋紅が自分を愛してくれている証に近いものだった。
ああ、嬉しい・・・
そんなふうに感じる。沁み込んでくる精液の味、匂い、温度・・・そのすべてが水有を恍惚とさせ、イラマチオの苦しさを忘れさせる。
ぐぼっ・・・
緩んだ喉奥から一息に緋紅のペニスが引き抜かれる。
その衝撃で咳き込みそうになるのを水有は必死にこらえた。
以前、ここで咳込んでしまい、緋紅の精液を少し吐き出してしまった時、とても厳しい叱責・・・それはもちろん性的な責めなのだが・・・を受けたからだ。
口中に残っている粘つく精液を己の唾液と混ぜ合わせ、飲み下す。その後、枕元に用意されていた水差しからレモン水を2杯ほど飲んで、口の中を清めていく。
冷たい水を飲んでなお、体の中は燃えるように熱かった。
涙を拭うと、目の前に愛しい人がいる。
早く、早く・・・身体が、心が、緋紅を求めていた。
もう一時も我慢なんてできないほどに、身体の内がどうしようもなく燃え盛っていた。
「緋紅様・・・緋紅様・・・どうか、どうか、緋紅様のたくましいチンポで、私をめちゃくちゃにしてください・・・」
どう言えば緋紅が満足するか・・・それも何度も何度も教え込まれて分かっていた。
もっと淫らに、もっといやらしく、・・・もっと、媚びるように。
人間性も何もかも捨てて、ただひたすらに求めること。
それを望んでいるのだということは、ここ数年の逢瀬で嫌というほど叩き込まれた。
必死に緋紅の陰茎を飲み込んでいる水有には、緋紅の表情が見えなかった。しかし、その優しい声が耳朶をくすぐるだけで幸せな気持ちで心がいっぱいになっていく。
しかし、もし、この光景を見る第三者がいたら、緋紅の目に虚ろな闇が居座っていることに気づくだろう。
「出すよ・・・キヌギヌ」
それでも声だけは優しい。そのギャップは異様であった。
ぶるりと緋紅の腰が少し震える。水有は、自らの口腔内、喉奥を擦り上げている緋紅の亀頭が熱く膨らむのを感じる。
あ・・・っ!
そう思ったときには、喉の奥に熱く匂い立つものが注ぎ込まれるのを感じていた。それは精液・・・水有にとっては緋紅が自分を愛してくれている証に近いものだった。
ああ、嬉しい・・・
そんなふうに感じる。沁み込んでくる精液の味、匂い、温度・・・そのすべてが水有を恍惚とさせ、イラマチオの苦しさを忘れさせる。
ぐぼっ・・・
緩んだ喉奥から一息に緋紅のペニスが引き抜かれる。
その衝撃で咳き込みそうになるのを水有は必死にこらえた。
以前、ここで咳込んでしまい、緋紅の精液を少し吐き出してしまった時、とても厳しい叱責・・・それはもちろん性的な責めなのだが・・・を受けたからだ。
口中に残っている粘つく精液を己の唾液と混ぜ合わせ、飲み下す。その後、枕元に用意されていた水差しからレモン水を2杯ほど飲んで、口の中を清めていく。
冷たい水を飲んでなお、体の中は燃えるように熱かった。
涙を拭うと、目の前に愛しい人がいる。
早く、早く・・・身体が、心が、緋紅を求めていた。
もう一時も我慢なんてできないほどに、身体の内がどうしようもなく燃え盛っていた。
「緋紅様・・・緋紅様・・・どうか、どうか、緋紅様のたくましいチンポで、私をめちゃくちゃにしてください・・・」
どう言えば緋紅が満足するか・・・それも何度も何度も教え込まれて分かっていた。
もっと淫らに、もっといやらしく、・・・もっと、媚びるように。
人間性も何もかも捨てて、ただひたすらに求めること。
それを望んでいるのだということは、ここ数年の逢瀬で嫌というほど叩き込まれた。

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