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天狐あやかし秘譚
第108章 匿影蔵形(とくえいぞうけい)
☆☆☆
じゅぶじゅぶと音を立てて、女が男のペニスをしゃぶっていた。亀頭に舌を絡ませ、裏筋を舐め上げ、玉の部分を優しく愛撫する。

何度も交わり続けたことで、女はすっかり男のペニスの性感帯を熟知していた。鈴口に舌を這わせてもう一度咥え込むと、先走りもろともチュッと吸い上げる。そのままぐいと喉奥まで飲み込むと、口をすぼませてバキュームフェラをしていく。

「ああっ・・・ぅう・・・なんだ・・・今日は随分と情熱的だな・・・」
ベッドに横たわる男の股間に這い寄るように顔を寄せた女はちらりと煽情的な瞳を向けるとなおさら男の敏感なモノを強く吸い上げる。

「そんなにされたら、出てしまう・・・」
男がすっと手で制した。射精感が我慢できなくなってきたからだった。出すなら中がいい・・・そう思っていたからだ。

「今日も・・・その、いいんだろ?」
その言葉が女の脳髄を蕩かしていく。
「ええ・・・もちろん」
自身の唾液と精液とでねっとりと濡れた唇がホテルの部屋のダウンライトに妖しく光っていた。

女がぺろりと指についた先走りの残滓を小さな赤い舌で舐め取っていく。
そのままM字に開いた足の付け根・・・女の花びらを指で開いてみせた。
ぬらぬらとした蜜で濡れたそれが男の淫欲を否応なく刺激していく。

「頂戴・・・あなたのがいいの・・・昔から、そう・・・ずっと昔からよ・・・」
女に襲いかかるように男はのしかかり、唇を吸う。舌を激しく絡ませ、胸を荒々しく揉みしだいた。

この身体を誰にも渡すものか・・・
こいつはずっと、ずっと俺のものだ・・・

支配欲と性欲がないまぜになる。
頭が沸騰して、目の前が真っ赤に染まる。

ペニスが更にひと回り大きく怒張し、女の芯を貫かんとばかりに赤黒くそそり立っていた。

「ふふふっ・・・早く・・・早く挿れて・・・
 蕩けているの、私の・・・私のオマンコ、とろとろよ・・・」
耳たぶを甘噛し、首に抱きつく。男の愛撫を受け入れ、女の体は熟れ、開いていく。
しとどに濡れた女陰と男の身体から立ち上る匂いが混ざりあい、獣の交尾のような性臭をあたりに振りまいていく。
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