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淫夢売ります
第54章 斜陽の楽園:繰り返す悪夢
「やっぱり元気ないね・・・さらら・・・ストーカーが気になるの?」
あのデートの日から1週間がたった。
彰吾は約束通り、私が帰りの時間を伝えると必ず最寄り駅に来てくれており、その後の買い物や帰り道に寄り添ってくれていた。
お陰で私は帰り道、とても安心して家まで帰ることができた。
そういうわけで、こんな風に付き添ってくれた後は、お礼も兼ねて、彼を家に招いて腕によりをかけた夕食をご馳走することを常としていた。
そもそも彼とは、彼が就職して仕事が安定したら結婚しようと言い合っていた。だから、彼がこんな風に通ってきて、私の作ったご飯を食べるのは、結婚に向けた準備にもなるしちょうどいいなとも思っていた。
今日も、ついさっき彼に夕飯を食べさせ終わったところだった。お茶を飲んで、テレビをぼんやり見ながら一息ついていたところだったが、やっぱり私の表情が暗いことに彼は気づいていたらしい。
彼の問いかけに私は小さく首を振った。
ストーカー自体は、彼が寄り添ってくれるようになってからその気配を感じることはなかった。だから、問題はないのだ。今、私が気持ちをかき乱しているのは別の事柄だった。
「違うの・・・ちょっと夢がね」
「夢?」
ここのところ、毎晩とは言わないけれども嫌な夢を見る・・・そう、彰吾に話した。
「どんな夢なの?」
「う・・・ん・・・なんかね、暗いところにいるんだ、私。それでずっと苦しい、悲しいって思ってる夢なんだ・・・」
「なんだそれ?」
「意味分かんないよね」
「いつからなの?」
「え・・・それは・・・いつからだっけかな?」
実は、それを見始めたのは、先週の『お泊り』のときからだったのだが、それは彼には伏せることにした。それをいうと彼が気にするんじゃないかと心配したからだ。
「ふーん・・・あ!そうだ、夢といえば、いいもの持ってるぜ」
そう言うと彼は持ってきていたショルダーバッグから一枚のカードみたいなものを取り出した。
あのデートの日から1週間がたった。
彰吾は約束通り、私が帰りの時間を伝えると必ず最寄り駅に来てくれており、その後の買い物や帰り道に寄り添ってくれていた。
お陰で私は帰り道、とても安心して家まで帰ることができた。
そういうわけで、こんな風に付き添ってくれた後は、お礼も兼ねて、彼を家に招いて腕によりをかけた夕食をご馳走することを常としていた。
そもそも彼とは、彼が就職して仕事が安定したら結婚しようと言い合っていた。だから、彼がこんな風に通ってきて、私の作ったご飯を食べるのは、結婚に向けた準備にもなるしちょうどいいなとも思っていた。
今日も、ついさっき彼に夕飯を食べさせ終わったところだった。お茶を飲んで、テレビをぼんやり見ながら一息ついていたところだったが、やっぱり私の表情が暗いことに彼は気づいていたらしい。
彼の問いかけに私は小さく首を振った。
ストーカー自体は、彼が寄り添ってくれるようになってからその気配を感じることはなかった。だから、問題はないのだ。今、私が気持ちをかき乱しているのは別の事柄だった。
「違うの・・・ちょっと夢がね」
「夢?」
ここのところ、毎晩とは言わないけれども嫌な夢を見る・・・そう、彰吾に話した。
「どんな夢なの?」
「う・・・ん・・・なんかね、暗いところにいるんだ、私。それでずっと苦しい、悲しいって思ってる夢なんだ・・・」
「なんだそれ?」
「意味分かんないよね」
「いつからなの?」
「え・・・それは・・・いつからだっけかな?」
実は、それを見始めたのは、先週の『お泊り』のときからだったのだが、それは彼には伏せることにした。それをいうと彼が気にするんじゃないかと心配したからだ。
「ふーん・・・あ!そうだ、夢といえば、いいもの持ってるぜ」
そう言うと彼は持ってきていたショルダーバッグから一枚のカードみたいなものを取り出した。

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