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淫夢売ります
第52章 無邪気な淫魔:交わり
☆☆☆
「え?懐中電灯・・・?どういうこと?」
尋ねると、オーナーは不思議な笑みをこぼした。
「警備員がね、巡回に来たんです。巡回に来て、二人を見つけた。裸で教室で交わる、教師と女子生徒をね」
「で・・・でも、それは夢の中の話だったんだろ?」
少し声が震えてしまう。それはオーナーの話し方があまりにリアルだったから、だけではなかった。
「さあ、どうだったんでしょうね?・・・あ、お連れ様がお風呂から上がられたようですよ?」
確かに風呂に続くドアの方から光が漏れてきた。どうやらあいつがLEDランタンを持って風呂から上がってきたらしい。
「先生・・・次どうぞ」
そう言いながら部屋に入ってきた深雪(みゆき)がオーナーの顔を見て、あからさまにしまった、という顔をする。俺も咄嗟にオーナーの顔を見たが、オーナーは俺の飲み終わったグラスを片付けようとしているところだった。
「お、お父さん・・・お風呂いいよ」
深雪がことさら大きな声で言い直す。俺はバレないように彼女に口だけで『バカ!』と言ってやる。
浮かれすぎだ。
俺達はオーナーにお休みを言い、二人で部屋に戻った。
部屋に入った瞬間、俺はみゆきの唇にキスをした。
「も・・・先生ってば!」
先程の話で興奮してしまっているのかもしれない。いつもより情熱的に唇を吸い、くちゅりと舌を差し入れる。舌と舌が互いの口腔内で絡み合う淫らなキス。
唇を離すとつーっと唾液が糸を引き、中央でぷつりと切れた。
「お口・・・お酒の匂いがするね」
「ああ、お前も飲むか?」
「もう!先生がそんなこと言っちゃっていいの?」
「いいんだよ・・・それに、ここでは先生はやめろよ」
「えーだって・・・その方がなんかエッチじゃん」
「お前は・・・」
もう一度キスをする。そのままベッドにと誘ったが、みゆきが『私は入ったんだからさ、直樹くんもお風呂に入ってきてよ』と断られてしまう。
へいへい・・・
俺は洗面道具を持つと、部屋の扉を開いた。
まあいいか・・・
今夜は普段ではできないほど、何度も、何度も・・・抱いてやるから。
そう言うと、深雪は『楽しみ・・・』と言って、にこりと笑ったのだった。
「え?懐中電灯・・・?どういうこと?」
尋ねると、オーナーは不思議な笑みをこぼした。
「警備員がね、巡回に来たんです。巡回に来て、二人を見つけた。裸で教室で交わる、教師と女子生徒をね」
「で・・・でも、それは夢の中の話だったんだろ?」
少し声が震えてしまう。それはオーナーの話し方があまりにリアルだったから、だけではなかった。
「さあ、どうだったんでしょうね?・・・あ、お連れ様がお風呂から上がられたようですよ?」
確かに風呂に続くドアの方から光が漏れてきた。どうやらあいつがLEDランタンを持って風呂から上がってきたらしい。
「先生・・・次どうぞ」
そう言いながら部屋に入ってきた深雪(みゆき)がオーナーの顔を見て、あからさまにしまった、という顔をする。俺も咄嗟にオーナーの顔を見たが、オーナーは俺の飲み終わったグラスを片付けようとしているところだった。
「お、お父さん・・・お風呂いいよ」
深雪がことさら大きな声で言い直す。俺はバレないように彼女に口だけで『バカ!』と言ってやる。
浮かれすぎだ。
俺達はオーナーにお休みを言い、二人で部屋に戻った。
部屋に入った瞬間、俺はみゆきの唇にキスをした。
「も・・・先生ってば!」
先程の話で興奮してしまっているのかもしれない。いつもより情熱的に唇を吸い、くちゅりと舌を差し入れる。舌と舌が互いの口腔内で絡み合う淫らなキス。
唇を離すとつーっと唾液が糸を引き、中央でぷつりと切れた。
「お口・・・お酒の匂いがするね」
「ああ、お前も飲むか?」
「もう!先生がそんなこと言っちゃっていいの?」
「いいんだよ・・・それに、ここでは先生はやめろよ」
「えーだって・・・その方がなんかエッチじゃん」
「お前は・・・」
もう一度キスをする。そのままベッドにと誘ったが、みゆきが『私は入ったんだからさ、直樹くんもお風呂に入ってきてよ』と断られてしまう。
へいへい・・・
俺は洗面道具を持つと、部屋の扉を開いた。
まあいいか・・・
今夜は普段ではできないほど、何度も、何度も・・・抱いてやるから。
そう言うと、深雪は『楽しみ・・・』と言って、にこりと笑ったのだった。

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