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淫夢売ります
第30章 白の花園:記憶の鍵
シャワーを止め、ボディソープを泡立てて、身体を洗う。首筋、肩、二の腕、そして、胸・・・
ふわふわとした泡が私の身体をヌルヌルと覆っていく。
脇の下、バスト、アンダーバスト・・・
指先が乳首に触れると、くすぐったいような気持ちになる。

でもやっぱり、まだ、身体は火照ってる。

太ももを洗い、お尻、そして、先程まで濡れそぼっていた秘所に手を伸ばす。
そこに感じるぬるりとした感触。洗い流したはずなのに、どんどん溢れてきてしまう。明らかにソープのそれではない、もっと濃密なぬめり。

「んん・・・っ」

意識したらもうダメだった。ひとりでに指が、くちゅくちゅと陰裂に沿って動いてしまう。じわりじわりと気持ちよさが立ち上ってくる。
夢の中で、布越しに感じたユミの吐息が記憶の中からリフレインする。

ここに・・・ユミ・・・
右手の人差し指が自然とクリトリスに伸び、それをヌルヌルと指の腹で転がす。

はあ・・・はあ・・・

『裕美・・・濡れているよ・・・』
耳元でユミに囁かれている・・・そんなイメージが浮かんでくる。
浴室の中、後ろからユミに抱きしめられて、アソコを弄ばれてしまっている。
『ここも一緒にしたら?・・・狂っちゃう?』
左手は乳首を捏ね、転がし、つまむ。その刺激は痛みにも似た甘い疼きを与えてくる。

クリトリスの快感と、乳首への刺激は熱い性感となって身体の中にずんずんと降り積もっていく。

がまん・・・出来ない・・・

足が、ガクガクと震えだす。
息が荒くなり、立っていられなくなる。

背中を冷たい浴室の壁にあずけ、私は夢中でアソコとおっぱいを弄り続ける。

いやあ・・・また・・・指ぃ・・・止まんない・・・
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