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”She”
第1章 1

杏子と僕のセックスはいつもこうやって、転がったり絡み合ったりして、動物がじゃれ合うみたいなんだ。僕たちはそれを愉しんでる。なにしろ中学の頃からの関係だ。子供のころから慣れ親しんだ体だ。
僕は杏子を仰向けに寝かせ両足を思い切り開かせた。
つるつるの恥丘の中央に走る溝に、ぬらぬら光る僕の肉棒がうずまっている。
ぐっと奥まで挿し、限界まで浅く引く。ぬちっ、ずじゅっ・・・と粘っこい音が、いやらしい。
「あうっ」
杏子は顎を跳ね上げて喘ぐ。
杏子はナカも、じわじわと責められるのが好きだ。
僕は杏子の背中を抱きかかえて胸を密着させ、腰だけを動かした。唇はねっとりと重ね合わせて、お互いの舌を絡め合わせる。
ぬちっ、ぬちっ、ぬちっ
「んっ・・んぐっ・・」
奥を突くたびに杏子がキスの隙間からかすれた声を漏らす。
入り口付近を執拗に攻めたり、先端で奥の天井をねちねち撫でたり、僕は杏子のナカのあらゆる場所の感触を肉棒で味わっていく。
ずっ、じゅっ、秘部の粘膜が絡み合う音が一層水っぽくなる。杏子のあそこが愛液をたれながしている。
腰を引く時に触れる杏子の壺の底の部分に細かいひだひだがあって、そこにこすれるたびに肉の棒が熱くなる。
僕は無心に肉棒と襞を絡め合わせるように腰をうごかした。
熱いものが徐々に先端にこみ上げてくる。
放出の瞬間の快感が脳をかすめて、僕はフィニッシュに向かって全力で腰を振りたい衝動に駆られる。
「杏子・・・俺、いきたいよ」
腕の中の杏子の耳元に囁く。
「杏子、お前のカラダ、最高だよ」
「ああっ」
杏子の目尻に涙がにじむ。いきそうなときに杏子はそうなるんだ。
「ほら、杏子のナカすっごい締まって俺のをきゅうきゅう締め付けてくる」
「う・・」
「こんなにされたら俺どうにかなりそうだ、杏子、杏子」
「あああっ」
杏子が高い声で啼いた。
「あああぁぁぁぁぁぁぁっ・・・・・あっ、いくっ、いくっ、いくいくいくいく・・・!!!っっ・・・」
杏子の腰がガクガク震えた。同時に僕は杏子の最奥にとめどなくほとばしりを放つ。
繋がり合った場所に、温かいものが吹き付けられる。杏子がいきながら潮を吹いている。
挿入した状態でオーガズムに達したとき、杏子は潮を勢いよく吹かずに、だらだらと垂れ流すんだ。

