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ママ活
第9章 《最終章》病める時も健やかなる時も、ママと
* * * * * * *
忘れさせてあげる。
そう言って、亜純は明咲が思考を働かせる隙を徐々に狭めた。
佳歩達の気配と声が、明咲を気もそぞろにさせる。だのに身体が、淫らな欲望にさらわれていく。
りなが部屋を出ていった。
ダブルベッドのヘッドボードに背中を預けて、亜純とキスを交わしていた時だった。呼吸を逃した合間に見えた彼女の肩越しの先で、りなの背中がそっと開いた扉に消えた。
「お姉さま、小川ちゃ……ん、がァ、ぁっ……」
亜純の指が太ももを這って、明咲の抗議を嬌音に変えた。羽根の遊ぶような愛撫が顫える表皮をからかって、内股へ滑る。はだけたトップスに覗く乳房の淵にキスが下りて、腹をまさぐる片手間の手つきが明咲を奏でる。
くちゅ。……ちゅっ、ちゅる。
卑猥な音を連れたとろみが、明咲の敏感な部分に触れた。
「佐和子さんがいる。放置にはならないって」
亜純の指先が脚と脚の間の割れ目の終点を撫でて、また別の指がとろみをかき出す。
「アアッ……お姉、さま……ァッっ!」
腰から下が消えてなくなるほどの錯覚にさらわれかけた時、明咲の視界が布らしき何かに覆われた。続いてやはり柔らかな何かが両手首を縛り上げて、目隠しさせた獲物をヘッドボードの柱に繋ぐ。
「待っ……ぁっ」
ガラス細工に触れるような口づけが、明咲の耳をくすぐった。

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