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ママ活
第8章 推しのママに宣戦布告?!
もし本気なら、何もしない。相手が望んだ時だけ側にいて、受け入れる。
それが不義や裏切りでも、相手の行動から得た胸の痛みは、両者の繋がりあってこそで、佳歩はそれも愛おしく思う。
佳歩とてこうも自分が誰かを愛せるとは思わなかったし、それにしても常軌を逸している自覚はある。
ゆうは、相談相手を間違えた。女子高生の妹に、耐え忍べと教える姉が、どこにいるものか。彼女が佳歩に望んでいるのは、既に彼女が用意している回答と、一致する意見だ。まして解決は期待していない。
「ゆうは、どうしたいの?」
妹の心を読めるほど、佳歩は器用な姉ではない。
なら、彼女が答え合わせして気が収まるよう、本人から聞き出すしかない。
「寿也くんのこと、本当に好き?」
「もしママ活してるなら、ママ活カップルになるのも面白そう」
ゆうが、さっきより晴れ晴れした顔を見せた。
「浮気でも悲しまないと思う。私も、全くしてこなかったとは言えないから」
それはそうだろう、姉より先に、あの美しい親友に抱かれたのだから。
という本心は飲み込んで、佳歩はスマホゲームの画面に視線を戻した。
「だったら良いじゃない。この件は、悩みじゃなくて好奇心なんでしょ。二人ともまだ未成年なんだから、危ない大人にだけは注意しな」

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