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千一夜
第53章 第七夜 幻界の扉
プレミアスイートルームだからと言って、ラブホのように二人でゆったりと浸かれるバスタブがあるわけではない。もちろん、バスタブに湯を張り一人で浸かるなら、脚を伸ばして思う存分リラックスできる。
注意が必要なのはそのバスタブに二人で入るときだ。体を上手く動かしたところで、必ず二人の体はどこかで接触する。だがこれがいい。私は咲子の体を愉しみ、咲子もまた私の体を愉しむ。
咲子のボリュームのある乳房を揉んだり、その先端の乳首を弄ったり。もちろん私の手は咲子の秘部にも伸ばしていく。すると咲子の手によって私のペニスが握られる。限られたスペースだからそうなるのか、私のペニスは咲子の手から解放されることがなかった。
そうやって体を弄り合いながら、隠語を浴びせることも忘れてはいけない(男と女の交わりにはこういう言葉がとても大事になる)
例えばこんな風に。
「俺のペニスは大喜びしているぞ。咲子がスケベでさ」
「じゃあ私に感謝しなさい。おちんちんがふにぁふにぁになったら許さないから」
言葉のキャッチボールは風呂の中でもできる。だが、どんなキャッチボールにも忘れてはならないことがある。それは余計なことを考えてはいけないということだ。
沢田絵里は何者なのか? それを今考えてはいけない。おそらく、いや間違いなく咲子も私と同じ思いなのだと思う。前戯を愉しむためには心の中を真っ白にする。
私が咲子の乳首をしゃぶろうとしたときだった。
「亮ちゃんは本当にせっかちね」
「せっかちで結構だ」
私がそう言うと、咲子はバスタブの中で仰向けになっている私の上に乗ってきた。
「せっかちな市長さんは嫌われますよ」
「おい、こんなところで市長だなんて言わないでくれ。今はプライベートの時間だ」
「プライベートの時間をより濃いものにするためには段階が必要なのよ」
「……」
咲子が何を言おうとしているのか分かった。主導権を咲子に譲る。
咲子がキスをしてきた。唇と唇を重ねる。舌を入れてきたのは咲子の方が先だった。咲子の舌と私の舌が絡み合う。
ふと思った。蛇はこうして交尾をするのだろうかと。
咲子の背中に手を回す。柔らかい咲子の肌の感触が私の手に伝わってきた。摩ったり、強く抱き寄せたりする。私の体は咲子の豊満な胸の張りや膨らみも感じ取っている。
すべてが完璧だった。
主導権を捨てたのは正解だった。
注意が必要なのはそのバスタブに二人で入るときだ。体を上手く動かしたところで、必ず二人の体はどこかで接触する。だがこれがいい。私は咲子の体を愉しみ、咲子もまた私の体を愉しむ。
咲子のボリュームのある乳房を揉んだり、その先端の乳首を弄ったり。もちろん私の手は咲子の秘部にも伸ばしていく。すると咲子の手によって私のペニスが握られる。限られたスペースだからそうなるのか、私のペニスは咲子の手から解放されることがなかった。
そうやって体を弄り合いながら、隠語を浴びせることも忘れてはいけない(男と女の交わりにはこういう言葉がとても大事になる)
例えばこんな風に。
「俺のペニスは大喜びしているぞ。咲子がスケベでさ」
「じゃあ私に感謝しなさい。おちんちんがふにぁふにぁになったら許さないから」
言葉のキャッチボールは風呂の中でもできる。だが、どんなキャッチボールにも忘れてはならないことがある。それは余計なことを考えてはいけないということだ。
沢田絵里は何者なのか? それを今考えてはいけない。おそらく、いや間違いなく咲子も私と同じ思いなのだと思う。前戯を愉しむためには心の中を真っ白にする。
私が咲子の乳首をしゃぶろうとしたときだった。
「亮ちゃんは本当にせっかちね」
「せっかちで結構だ」
私がそう言うと、咲子はバスタブの中で仰向けになっている私の上に乗ってきた。
「せっかちな市長さんは嫌われますよ」
「おい、こんなところで市長だなんて言わないでくれ。今はプライベートの時間だ」
「プライベートの時間をより濃いものにするためには段階が必要なのよ」
「……」
咲子が何を言おうとしているのか分かった。主導権を咲子に譲る。
咲子がキスをしてきた。唇と唇を重ねる。舌を入れてきたのは咲子の方が先だった。咲子の舌と私の舌が絡み合う。
ふと思った。蛇はこうして交尾をするのだろうかと。
咲子の背中に手を回す。柔らかい咲子の肌の感触が私の手に伝わってきた。摩ったり、強く抱き寄せたりする。私の体は咲子の豊満な胸の張りや膨らみも感じ取っている。
すべてが完璧だった。
主導権を捨てたのは正解だった。

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