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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第30章 『公開処刑の前日』

美穂は仁の言葉に頬を赤く染めながら
仁の視線から逃れる様に
自分の視線を逸らせていて。

「試すと言うか…。
それを…、その使うには……、
使ってみたのですが…」

『ああ。成程…わかりました。
思ったほど…これでは
気持ち良くなれなかったんですね?
美穂さんが自分で使った時は
これはイマイチだったかも知れませんけど
今日は…違うかも知れませんよ?』

ちょっとフライングで
シャワーをする前に
オモチャプレイをしてしまったけど
本来は先にアロマオイルを使って
オイルマッサージのトリートメントを
施術して身体と心の緊張を
溶きほぐしてから…が
本来の性感マッサージの開始になる。

ベッドの上に美穂に
うつ伏せになって貰って、
オイルトリートメントの
用意を始める。

ウォーマーで適温にしてある
ベースオイルに…、
カウンセリングで
聞き取りをして選んだオイルを
数滴足して美穂さん専用の
マッサージオイルを調合する。

マッサージオイルを自分の
手の平に取って手の全体に
伸ばして行き渡らせて馴染ませる。


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