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第30章 『公開処刑の前日』

『ああ、そうだ。……僕から１つ
いつも性感マッサージを利用して
頂いている美穂さんに、ご提案を
させて頂きたい事があるんですが…』

と…僕は…美穂さんの身体の
泡をシャワーで洗い流しながら。
美穂さんにとある提案をした。

「でっ…でも…っ…そんな……」

『お忙しいご主人に申し訳ないですか？
でも美穂さんだけが我慢をする
必要はありませんよ？実際に
お互いが納得してセックスレスで
夫婦をする事に同意してるなら
何ら問題にはなりませんが。
片方が不満を抱えている場合は
離婚の理由として認められて
相手に慰謝料を請求する事も可能ですよ』

「うちには子供も…３人いますし、
これから子供にお金がかかりますし…
私に…女性としての魅力が…
半減してしまっている…のは…
言い逃れは…できませんから……ッ」


産後に太ってしまって崩れてしまった
ボディラインの今のだらしない身体では
旦那さんとの夫婦生活が
激減しても仕方ないと、
美穂さんは自分に言い聞かせるように
理由を言い訳の様に並べて。

今の自分の状況が…、当然の
結果だとでも言いたげな様子だった。