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生きること、思うこと
第379章 神様の話し

満面の笑みを浮かべてでそう言うのです。
私はそれを聞いて深く感動しました。

私も自分の亡くなった彼氏の倫也さんの事を話しました。

「私も、倫也さんが亡くなった時はどうして自分だけがこんなに悲しくて辛い思いをしなくてはならないのだろう…そう思っていました…」

そう話すと、高橋さんはこう言うのです。

「どうして…って思っている間はダメなのよねぇ…」
「そうなんですよね、自分だけではない事に私は気づきました…」

「そうなのよね、皆さん笑顔で笑っているけれど、みんなそれぞれ苦しい事や悲しい事を抱えているのよね…自分だけではないのよね…」

満面の笑みを浮かべてそう高橋さんは言いました。
本当に高橋さんはいつも笑顔でニコニコしているのです。

それも20年も前に子宮頸がんだと診断され、手術をする時でもその病気を受け容れて、認め神様に全てお任せしてニコニコと笑顔で過ごされてきたのです。

手術は成功して、術後の経過も良くその後は再発などもせずに今現在に至っているのです。
高橋さんはこう言います。

「私は、神様はいると思っているのよ…」
「私も、神様はいると思います…」

高橋さんも私もとても大切な人を喪いました。
でも、そこから何かに気づいたのです。

「そう、自分だけがこんなに悲しくて辛い思いをしている訳ではないと言うことに…」

私は高橋さんにこう言いました。

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