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生きること、思うこと
第357章 終戦

その憎しみが次の憎しみを生み、争いを起こし戦争が始まるのです。
負のエネルギーの憎しみは負の連鎖を生んでゆきます。
そもそも、正当な憎しみなどは存在しないと思うのです。
それは、言い換えれば“正義感”だと思うのです。
正義感は自分を律する為に自分に課す分には問題ないと思います。
ですが、正義感を他人に振り回してしまうと問題になると思うのです。
正義感の根底にある考えとは、
「自分は正しい、間違っていない、相手が悪いのだ…」
そう思う心だと思うのです。
自分は間違っているかもしれない。
そう、思いながら争いや戦争を起こす人はいないと思います。
この負の連鎖を断ち切る為には憎しみを持たない事だと思うのです。
常に自分を客観的に見て、もしかしたら自分は間違っているかも知れない。
そう、謙虚に思う気持ちが必要なのではないでしょうか。
ある人がこんなことを言いました。
「この世のすべての人が『自分は間違っている』と思ったら、戦争は起きないだろう。この世のすべての人が『自分は正しい』と思っていたら、争いばかりになる。戦争はなくならないだろう…」
私もそう思います。
終戦80年を迎える今、私たちは何をどう考えれば良いのでしょう。
戦争は何があっても繰り返してはいけないものだと思うのです。
本気で世界平和を考えなくてはいけない様に思います。
本当に世界から戦争がなくなり、世界平和が訪れる事を祈ってやみません。
皆さんはどの様に思われるでしょうか。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

