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第9章 調教

　片桐部長は私の股の間に割り込むと、ニヤリと笑みを浮かべた。


「……ッ」


　すぐそこに進藤さんがいるというのに大胆な行動をしてきてハラハラする。いくら片桐部長の机は他よりも大きいからって、近くまで来られたらバレてしまう。


　片桐部長の息が、鼻先が、敏感な部分を刺激する。
　それだけで感じてしまう。


「じゃ、オレはコピーして帰るか」


　進藤さんが席を立った。そして少し離れたコピー機へと向かった。


　良かった、これでもう……


　ホッとした束の間、強い刺激が下半身を襲った。


「……んッ！」


　片桐部長がローターを私のクリトリスに当ててきたのだ。


「……んっ……ふ……」


　静かな振動音が机の下から響いてくる。ちょうどコピーが始まったみたいで、背を向けている進藤さんには聞こえていないみたいだった。