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100のベッドシーン
第17章 その瞳の奥に、恋を落とした夜
まっすぐな声だった。

まるで、揺るがない信念みたいに。

私は俯いたまま、小さく笑った。


「そんなふうに言われたの、久しぶり。……ありがとう」

手の中が、少しだけあたたかくなるような気がした。

そのまま、私たちは駅まで一緒に歩いた。

並んで傘に入って。沈黙はあったけれど、気まずさはなかった。

怖さが完全に消えたわけじゃない。

けれど、彼の存在が、その怖さを少しずつ溶かしていくのを感じた。
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