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センシュアル
第6章 エロい誘い
キャンプ場に着きキレイな空気を吸い込む。

「悠太、じゃあテント立てるぞ」

「海斗なんだかやる気みなぎってるな」

「まぁな」

俺たちはテント担当。
葵と瑠璃ちゃんはご飯作りに取り掛かっていた。
日も暮れてきた頃、全て準備が整い、テーブルのセッティングを悠太としていた時、悠太がニヤニヤしながら近づいてきた。

「海斗、良かったなー葵ちゃんの手作り料理が食べられて」

「いや、俺の家で料理してくれたから初めてじゃない」

なぜか話しながら照れた。

「へぇ〜葵ちゃんに愛されてんな」

「まぁな。これ以上なく今は幸せだわ(笑)」

「お前がそんな事言う時が来るなんてな。なんか成長を感じて俺は嬉しいよ。」

大袈裟に泣き真似をして悠太がからかう。
その時葵と瑠璃ちゃんがカレーを運んでくれた。
やっぱり葵が作ってくれたものは何でも美味しい。俺と悠太はおかわりをして、腹一杯になると音楽をかけまったりした時間を過ごした。

「ちょっとお手洗い行ってくるね」

「葵!危ないから一緒に行く」

女一人じゃ危ないというのもあるが、少しでも2人きりになれると思ったのも確かだ。

「星キレイだね〜最初のデートで海斗が連れて行ってくれた湘南平もすごくキレイだったけど‥湘南平は他の女の子も連れて行ったんだよね?ブーブー」

葵は俺の脇腹を指で突きながら、妬いていた。
可愛すぎて抱きしめた。

「高校の時さぁ〜友達何人かで行った事はある、女の子もいたけど別に彼女じゃない。彼女を連れて行ったのは葵が初めてだよ。」

葵は嬉しそうに笑顔を見せた。
思わずキスをする。葵の唇はずっと食べていたくなる。

口を離した後、葵が何か思い出したような顔をした。
「そうだ、来週というか明後日から1週間親が海外旅行なんだって〜スイス!いいよね、私は置いてけぼり(笑)」

「葵、来週家に一人なのか?」

「うーん。弟は一応居るけど、友達と遊び行ったり部活でほとんど家に居ないから実質一人みたいなものかな」

「じゃあ俺の家来いよ。葵を家に一人にしておくのは心配。」

「えっ、いいの?私は嬉しいけど、海斗迷惑じゃない!?」

「そんな事ないよ、めちゃくちゃ嬉しい。というかそのままずっと家に居てほしい」

俺は葵の肩に手を回しておでこにキスをした。

「本当にいいの?」

葵は上目遣いで可愛い//
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