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すぐ読める官能小説集
第4章 『HITORIASOBIノヨル』

男は無言で首を縦に振った。
思わず自分も首を縦に振りたくなった。
男の期待値が高いのはもちろんだが、それを観ている僕の期待値も上がっている。
これは良さそうだ。
女は、男のカラダから離れて、テーブルに置いてあったボトルを持ってくる。
「今日はリラックス効果が高いオイルを用意したんですよ」
女はとっておきの商品のように、そのオイルを紹介した。
そして、男の上半身にオイルをかけていく。
「冷たくないですか?」
女は男にお決まりのセリフを言った。
「は……はい」
男は短く女の質問に答えたが、男のカラダもオイルをかけられて小刻みに震えていた。
いい反応をしている。
僕はそう思った。
女は微笑みながら男のカラダにオイルをかけ終えると、そのしなやか指で男の起伏の少ないカラダにオイルを塗っていく。
男のカラダは、女のしなやか指先によって、豊かな反応を示している。小刻みに震え、そして快感が強くなるとカラダは跳ねた。
そしてカラダが跳ねると男の口から快感の吐息が漏れた。
「敏感さんなんですね」
女は、微笑みを崩さず男にとって恥ずかしい事実を告げた。
「は……はい」
男はまたしても、ただ短く答えるだけだった。
しかし、男のカラダは雄弁に語ってしまう。
女の指先は、まるでその男のカラダを知っているかのように、反応を確かめながら、快感を引き出す。
「あ!!」
男がついに抗えない快感を漏らしてしまった。
女の指先が男の受信器官に触れたのだ。
女はついに男の秘密の快感を発見した。
「乳首弱いんですね」
女は、微笑みを崩すことなく、発見を事実のように淡々と伝えた。
「恥ずかしいです」
男はもうそれしかいえない。
思わず自分も首を縦に振りたくなった。
男の期待値が高いのはもちろんだが、それを観ている僕の期待値も上がっている。
これは良さそうだ。
女は、男のカラダから離れて、テーブルに置いてあったボトルを持ってくる。
「今日はリラックス効果が高いオイルを用意したんですよ」
女はとっておきの商品のように、そのオイルを紹介した。
そして、男の上半身にオイルをかけていく。
「冷たくないですか?」
女は男にお決まりのセリフを言った。
「は……はい」
男は短く女の質問に答えたが、男のカラダもオイルをかけられて小刻みに震えていた。
いい反応をしている。
僕はそう思った。
女は微笑みながら男のカラダにオイルをかけ終えると、そのしなやか指で男の起伏の少ないカラダにオイルを塗っていく。
男のカラダは、女のしなやか指先によって、豊かな反応を示している。小刻みに震え、そして快感が強くなるとカラダは跳ねた。
そしてカラダが跳ねると男の口から快感の吐息が漏れた。
「敏感さんなんですね」
女は、微笑みを崩さず男にとって恥ずかしい事実を告げた。
「は……はい」
男はまたしても、ただ短く答えるだけだった。
しかし、男のカラダは雄弁に語ってしまう。
女の指先は、まるでその男のカラダを知っているかのように、反応を確かめながら、快感を引き出す。
「あ!!」
男がついに抗えない快感を漏らしてしまった。
女の指先が男の受信器官に触れたのだ。
女はついに男の秘密の快感を発見した。
「乳首弱いんですね」
女は、微笑みを崩すことなく、発見を事実のように淡々と伝えた。
「恥ずかしいです」
男はもうそれしかいえない。

