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私の家庭教師はAV男優
第182章 (新章11)
シンは目を見開き

「どうしたの?それ。。。。」

ゴクッと唾を飲む音が部屋に響く。

シンは即座にベッドから降り、りののそばに寄る。

りのの背中を触り

「これって。。。」

りのは背中を向けたまま

「前にね、切られたの。結構ザックリいってるでしょ?」

「誰にやられたの?」

シンは悲痛な顔をして、30センチほどの長さがある縫い傷を見ていた。

りのはシンの方へ振り返り

「はい。もう見るの終わり」

「終わりって。。。りの。。。」

りのはシンを見上げ

「嫌いになった?私の体、全然綺麗じゃないでしょ?傷ものだよ」

シンはりのを抱きしめ

「痛かっただろ?俺もすごく痛い。ものすごく心が痛い」

りのが目を閉じた時、瞳の中に溜まっていた涙が顔前へと溢れ出した。
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