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私の家庭教師はAV男優
第123章 (終章31)
「ただいま」
かのんはそう言ってヒールを脱ぐ。
家にあがり
「こんなに大きな家だとは思わなかったです」
かのんは螺旋階段の前に立ち、吹き抜けから二階を見上げた。
「あんたはどこにいたの?誰と?」
かのんは微笑み
「海外です。今は大学の夏休みなので」
「大学?飛び級してんの?」
「はい」
「じゃあ、三つ子だってのが怪しくなってくんじゃん。私はバカなのに」
下山は二人に近づいて
「と、とにかくお化けじゃなくて安心しましたよ」