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私の家庭教師はAV男優
第123章 (終章31)
「私が家庭教師の知り合いだから手を出さないって意味でしょ?だったら私のことを女として見る可能性があるってことじゃん」

下山はテヘヘと笑い

「不安になってきました?」

「当たり前じゃん。ガチガチのゲイだったら女には興味ゼロだから安心できるけど、あんたはユルユルのゲイだから危険だわ」

「りのさんって面白いですね」

「は?」

りのは怪訝な顔をする。 

「怒らないでくださいよ。褒めてるんです。可愛い顔して言葉のセンスというか、切り返しのうまさというか。こう、話をしていて惹かれてしまう。すごく魅力的な人ですね」

りのは腕組みをして

「ほら、口説きにかかってんじゃん。あんた即レッドカードだから」

「本当に面白い」

下山はソファーから立ち上がる。
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